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北欧デザイナーによる一汁一菜のテーブルコーディネート DUKA6

DUKA 北欧デザイナーによる一汁一菜の器」の企画ではデザイナーたちにそれぞれ自分のデザインの食器を使ったテーブルセッティングを提案してもらいました。

北欧の食器は、丸いプレート、スープ皿、ボウルが主流です。サイズの異なるプレートやボウルで用途を使い分けます。日本のように、ご飯茶碗、汁茶碗、魚用の角皿といった、それぞれの食器の役割が決まっているわけではありません。ご飯を食べる習慣がない人はご飯茶碗を知らず、小さなボウルとして扱います。ご飯茶碗にポテトチップやお菓子が盛られるとちょっと違和感がありますが、新しいご飯茶碗の使い方は新鮮かもしれないと思うようになりました。

そんな目で見てみると、私たちが普段日本の生活の中で見慣れたごはん茶碗や豆皿も、北欧のテーブルに置かれると全く違った印象に見えます。日本人としての「ごはん茶碗=ごはんを入れるもの」という観念がいい意味で覆され、自由な発想にワクワクします。こんな「気づき」が、国や文化を超えて一つの企画を作り上げる面白さでもあります。

スタイリングとともに垣間見える北欧の食生活も興味深いです。平たいクラッカーのようなパンは北欧諸国でよく食されるクネッケブレッド。そのほか、オートミールやヨーグルトなどにジャムやベリーなどを添え、思い思いの食材で朝食を楽しみます。

by A

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