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レコンキスタの誇り

🇪🇸「ワイは若い頃、家が数個の王国に分かれていたんや。ワイたち中世のカトリック世界はな、基本的にバラバラやけど異教徒や異民族には一体になって対抗する方針やったで。
 アフリカからワイの土地の南半分をイスラム教徒が支配しとってな、聖戦を仕掛けて数百年に渡り追い出しとったんや。まず支配したムラービト朝はな、アフリカのマラケシュが首都のベルベル人による王朝で、ガーナ王国を滅ぼしたんやで。そいつにレオン王国が滅ぼされたわ―。
 次にワイの家を支配しとったのはムワヒッド朝というてな、ムラービト朝の内部から出た勢力で、12世紀にムラービト朝を滅ぼしたんやで。その首都はセビリアやったが、そこはワイが奪ったで。そして後退させたんや。
 段々イスラム世界は縮んでってな、最後の勢力がグラナダを拠点としたナスル朝という王国やで。アラゴン王家のフェルナンド2世と、アンダルシアを併合したカスティリアの王女イザベルの結婚が結婚してな、夫婦の即位でワイも1つの国になってついにイベリアへのキリスト教世界の取り戻しに成功したで。彼等の娘がイングランドのヘンリー8世の最初の妻となったんやで。イングランドの「血まみれのメアリ」ことメアリ1世女王はヘンリー8世の最初の妻の娘やから、つまりフェルナンド2世とイザベル女王は、メアリ1世のおじいちゃんとおばあちゃんやで。」

主要な出来事:
- 中世のカトリック世界の分裂と連携
- ムラービト朝の支配とガーナ王国の滅亡

- ムワヒッド朝の支配とセビリアの奪還

- グラナダを拠点とするナスル朝の成立

- アラゴン王家のフェルナンド2世とカスティリア王女イザベルの結婚

https://www.y-history.net/appendix/wh0603_2-071_1.html

- イベリア半島のキリスト教世界の再統一
- フェルナンド2世とイザベルの娘のイングランドへの影響

🇬🇧「あいつはプロテスタントを弾圧してやばかったぞ。ヘンリー8世は、カトリックでは望まれない離婚再婚を繰り返して破門を受けたから俺は国教会を成立させたぜっ。」

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