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心がときめく食卓①  序章

去年受けたとある取材の仮タイトルが、「とにかく食器がダサい問題」だったと記憶している(繰り返しますが仮タイトルです)。とにかく手持ちの食器がダサくて困っているというお悩みについてコメントをするもの。これは私にとって斬新だった。この問題、私なりにちょっと深堀りしてみますね。

とにかく食器がダサい」とは。
恐らく「好きでない食器」を「我慢しながら」使っている状態。お化粧を綺麗にして、髪も素敵にセットして、最後、好きでない服を我慢して着ているのと同じように思う。料理の延長線、最後にあるのがうつわ(食器)です。そりゃそうだよね、好きでない物を我慢しては気持ちが台無しになるのです。

この辺りは、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」や、同じくベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」に通ずるものがありますが、詳細は次の章で。


気持ちよく、美味しく、料理できたから、心ときめく食卓で食べたい。
それは自然な気持ち。そしたらもっと楽しくなるし。日常が輝きだす。大袈裟にいうと、知らない世界が広がるくらいに。

では、どういった食器が「ダサい」のでしょうか。
(→言い方が少々乱暴なので、「心ときめかないのか」に変えますね。)
絵柄が入ったり、形がハートだったり星だったり、キャラクターものだったり、謎の英文が入っていたり、色が奇抜だったり、和洋アジアン北欧、どのテイストにも入らないものだったり。それぞれ何らかの、「孤立する意味のない主張」を持っているから使いにくいのだと思います。

「とにかく食器がダサい」と思わずに、都度心ときめく食卓に出会うには、
まずはそれらを消さないことには始まらない。
料理を主役に持ってきましょう、うつわは額縁です。

もしそんなお悩み抱えていたら、
フェーズ1、「そういった食器、まずは断捨離®︎してみては。」に続く。






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