(参加者体験談①)参加者からSTEM Leadersへ
下関市立大学 1年(当時) 助川 直人
参加の経緯
私は一年生の時に介護デジタルハッカソン(現デジコンしものせき)に参加しました。
そのときのテーマは「介護」。介護領域の課題をITで解決するというものでしたが、私は介護もITにも全く関心がありませんでした。
応募したきっかけは、自分が将来なにになりたいのかわからなくなってしまっていたからです。高校生のときには夢を持っていたのですが、考えすぎた結果何をしたいのか曖昧になってしまいました。
そんな状態だったので少しでも自身の知見を広げたいと思っていたところ、ハッカソン参加者募集中というメールが大学より送られてきました。
運がよかったです。
イベントでの活動
参加者内でチームを組んでのイベントでしたが、チームは市内の他大学や市の職員などの社会人とごちゃまぜでした。
大体週一でチームでのWeb会議がありましたが、私のチームメンバーは意識の高い方ばかりで、話し合いの度にいい刺激をたくさん受けることができました。
また、中間発表では、アイデアの甘いところを審査員にたくさん指摘され、アイデアの詰め方や事業というものの考え方を知ることができました。
他にも、イベント期間中はソリューション案を作り上げるために、介護分野の専門家やITの専門家など多くの大人にヒアリングをしました。この経験は社会に触れにくい大学生にとって有意義な体験であったと思います。
ハッカソンで得たもの
振り返るとハッカソンを通し、タスク管理や会議の進め方、相手(審査員)への伝え方などの力が身についたと実感しています。
また、私は自分たちの考えたソリューションを実装しようと活動を継続していますが、出会いに恵まれ、2年経った現在でもアプリ開発の相談に乗っていただいてます。
参加しなければ一生繋がることのなかったであろう素敵なご縁ができ、現在では声をかけて頂きNPO法人STEM Leadersに入会してソリューション案実現に向けて活動ができているという、いいこと尽くしのハッカソンでした。
さらに、ありがたいことに私のチームは最優秀賞を受賞し、賞金10万円をい
ただきました。
賞金は全額コンタクトレンズ代になりました。
2ウィークのコンタクトからワンデイのコンタクトになり、目に優しい生活を送ることができました。
その節は本当にありがとうございました。