みんな僕を愛してください
みんなに
『誰と話する時も対応一緒ですね』って言われたい。
言われたいんじゃないな。
それが求められている、って思い込んでる。
そうあるべき、と思い込んでる。
だから本当はしたくないことをする。
本当は手伝いたくない人のことを手伝う。
みんなに、
『えらいですね。みんなに平等ですね』と言われる。
それを褒められてる、喜ばれてると思い込んで、
「そうでしょう?僕はみんなに平等なんです。」
「まとめる立場ですから当然ですよ」
と、優しい笑顔で言う。
【我慢してるんです。偉いでしょう?】
【だからみんな僕を愛してください】
本音は。
卑下してるんではなくて、
面白味がない人間だなぁと、思う。
ジェットコースターではない。
平坦な道。
誰に対しても当たり障りなく、平等に接する。
可もなく不可もなく。
真面目だ、落ち着いてる、安定してる
といえば聞こえはいいけど、
実際そんな人がいてたら、
僕自身、特別には思わないだろう。
だって面白くないもの。
自分はどうしたいか。
押し殺してるなぁ。
もっと自分に正直に、
好きな人のことを手伝って、
したいことをやってたら、
嫌われるかも知れないけど、
好かれるだろうなぁ。
そんなふうに生きてみたい。
みんなに愛されるのは無理だと分かってるので、
もっとわがままに生きてもいいんじゃないだろうか。
明日は今日より1ミリだけわがままに過ごしてみよう。
1ミリ…