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NPO法人代表の日常 取り越し苦労
野球塾開始
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9名が揃い、本格的に教室形式で始まった。
参加者の集中力もすごく、しかも楽しんで実施してる。
当初、集まるか心配だったが取り越し苦労だった。
本の紹介
古本屋で買った本。沢木本は数多く読んできたが、なかなか面白かった。
アトランタオリンピックのことが書いてあるのだが、千葉すずのことにも言及している。
少し千葉すずに関わった者として。
まだ自分が19歳で本当ペーペーのコーチだった。仙台のイトマンにいて、ある日、休みで寮にいたら突然上司が来て車を運転して欲しいと言われた。こんな優しい言い方ではなかったが車を出し、もう一校あるスクールの主任と二人を乗せて場所だけ言われ、運転して行った。駐車場で待っていてほしいと言われ2時間ほど待った。酒を飲んだと思われる二人を車に乗せ、車中、千葉という選手がイトマンに転校するという話を聞いた。
近くのスイミングで当時、小6の千葉すずは学童新記録を連発していた。イトマン本部の指示もあり、中学での大阪本部留学を手土産に転校を勧めたらしい。
簡単な話、引き抜きである。その日は千葉家で決定した事の祝杯をあげたらしい。
その後、半年ほど彼女は勤務していたスクールで練習していたが、中学入学とともに大阪へ行ってしまった。
その後の活躍は旧知の通りだが、そこでアトランタである。期待をされながら思い通りの結果が出ず暴言を吐いてしまう。その時の事が書いてある。
日本チーム全体が「楽しもう」という雰囲気があったが「楽しむ」事が強迫観念になってしまった。
公費を使って楽しむとは何事か。そういう意見もあった。国を代表しているのに「楽しむ」とは何事だということだ。
シドニーオリンピックでは選考会直後に選考外を通達され、スポーツ倫理委裁判位提訴し、選考自体のあり方を変わった。
そんな中、カンボジアからオリンピックに行く自分にメールをくれた。
本来は優しい子である。
数年して旦那さんと飲んだときにそんな思い出話もした。