来店客を回遊させて店舗全体の売上アップ!?『シャワー効果』
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シャワーのように「上(階)から下(階)へ」と、お客を引き込むことで売上アップを図る『シャワー効果』。小売業でよく用いられる心理テクニックのビジネス(マーケティング)への活用例や、関連する心理効果などについて解説しています。
■『シャワー効果』とは?
『シャワー効果』(shower effect)とは、シャワーのように「上(階)から下(階)へ」と、お客を引き込むことで売上アップを図るという心理テクニックです。
主に百貨店・デパート、ショッピングモールなどで用いられている手法です。
具体的には、百貨店・デパート、ショッピングモールなどの屋上で物産展などのイベントを開催したり、上のフロアに駐車場やレストランを設置・配置することで、上のフロアにお客を誘導できれば、「ついでに下の階層のフロア(店舗)も見ようかな」と「上から下へ」とお客の流れを作ることができます。
そうすることで「上から下へ」お客を誘導し、他の店舗やテナントに立ち寄る機会が生じ「ついで買い」を誘発しやすくなるということです。
■ビジネス(マーケティング)への活用例
◆ショッピングモール
ショッピングモール、特に大型のモールで『シャワー効果』が有効に活用されています。
特に大型のショッピングモールでは、お客が最初に訪れることの多いフードコートや映画館を上層階に配置しています。
これは、上層階に目的のテナント・店舗を配置することで、その後に下の階への誘導を狙っています。
映画館やフードコートの他にも、立体駐車場が上層階に多いのは、『シャワー効果』によって「上層階から下層階へ」来店者を誘導する狙いがあるケースもあります。
◆コンビニエンスストア
この『シャワー効果』は、立体構造の建物だけでなく、平屋構造のコンビニエンスストアやスーパーマーケットでも活用されています。
チェーン展開を進めているコンビニは、どの店舗も同じような商品の配置をしています。
その理由は、売上を最大限にするための「来店者の導線」が考えられ反映しているからです。
例えば、入り口から見て奥にドリンクやお弁当の販売コーナーが配置されています。
これは、コンビニへの来店者の購入目的であることが多いため、それらの商品を奥に配置することで、手に取るまでに他の商品を目にしたり、レジに持っていくまでに別の商品が視界に入りやすいので、複数商品の購買意欲を高めるという狙いが反映されています。
他にも、目につくレジ横にも商品を配置することで、「ついで買い」を誘発しようとしています。
◆オンラインショップ・ECサイト
『シャワー効果』は、オフラインだけでなく、オンライン上のインターネットショップ(ECサイト)などでも活用されています。
例えば、アクセス数が多い・販売数の多い記事ページに、販売したい商品に関する広告を常設で挿し込んだり、ページの閲覧中にポップアップを表示させることで、意図する商品ページへ誘導しやすくなります。
「上から下へ」の発想で、すでに流入数の多いページ(≒上)から今後訴求したい特定のページ(≒下)へ、サイト訪問者を誘導するという形です。
この続きでは、『シャワー効果』も含まれる波及三原則などについて解説しています。
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BtoBマーケターより。