ラテン語の格言 (11) 「星は嘘をつかない。でも、占星術は嘘をつく」
ここで紹介するのは、ラテン語の格言を集めたものです。mixiにかつて存在した「セルフィちゃんねる」というSNSで紹介を続けていた内容を、整理したものです。ほとんどは古典的なものですが、現代の状況に合わせて意訳や調整を加えています。
・Astra non mentiuntur, sed astrologi bene mentiuntur.
(星は嘘をつかない。でも、占星術は嘘をつく)
・Melius frangi quam flecti.
(曲がるよりは壊れるほうがいい)
・Quandoque bonus dormitat Homerus.
(立派なホメロスだって 時々居眠りをする)
・Si ars latet, prodest.
(技は隠されているときに役立つ)
・Si vis amari, ama.
(愛されるには、愛しなさい)
・Gladiator in arena consilium capit.
(剣闘士は競技場で作戦を考えるのでは遅い)
・Beatius est magis dare quam accipere.
(受取るよりも多く与えることで幸せになれる)
・Aurora Musis amica.
(夜明けは音楽の友達)
※アウロラは曙の女神、ミューズは音楽と詩の女神
・Licet ipsa vitium sit ambitio, tamen causa virtutum est.
(野心は悪徳に近いのに、そこからは様々な美徳が生まれる)
・Veritas numquam perit.
(真実は滅びない)
(2010年4月12日から4月25日)