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ラテン語の格言 (01)「万物は変化し続ける」

 ここで紹介するのは、ラテン語の格言を集めたものです。mixiにかつて存在した「セルフィちゃんねる」というSNSで紹介を続けていた内容を、整理したものです。ほとんどは古典的なものですが、現代の状況に合わせて意訳や調整を加えています。

Omnia vertuntur.
 (万物は変化し続ける)
 ※原文では「愛も変化し続ける」と続く

 この格言は、宇宙と人間経験の普遍的な変化の原則を示しています。この考えは、古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの「万物は流転する」という教えや、現代物理学の原則にも通じるものです。宇宙が絶えず動的に変化するように、人間の感情や関係もまた変わり続けることを意味します。
 特に愛は、時間や状況に応じて変化し、初期の情熱から深い絆へと進化することがあります。この格言は、変化を恐れず受け入れ、流れに身を任せ進化する柔軟性が重要であることを教えています。愛においても、変化を受け入れることで、より豊かで深い関係を築けると示唆しています。

Horas non numero nisi serenas.
 (日時計は晴れている間だけ時を刻む)
 ※つらいことは忘れて楽しいことだけ覚えていよう

Qui dormit, non peccat.
 (眠っている人は悪くない)

Fortes fortuna juvat.
 (頑張る者を運命の女神は応援する)
 ※ fortunaは「運命」の女性形。

In vino veritas.
 (ワインのなかに真実あり)

Natura nihil fit in frustra.
 (自然は無駄をしない)

Aurea mediocritas.
 (極端でないのが良いこと)
 ※直訳すると「黄金の中庸」

Libertas inaestimabilis res est.
 (自由はすべての価値を超える)

Ducunt volentem fata, nolentem trahunt.
 (望む者には順風の運命は、望まぬ者には逆風)

Ab uno disce omnes.
 (すべてを知るにも一つから)

( 2009年10月22日 - 11月1日) 

万物は変化し続ける、愛も変化し続ける

続き


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