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ラテン語の格言 (16) 「自分に勝つことは二度の勝利である」

Bis vincit, qui se vincit in victoria.
 (自分に勝つことは二度の勝利である)

「自分に勝つことは二度の勝利である」という格言は、外的成功だけでなく、内面での成長の重要性を教えています。一度目の勝利は、社会的な認識や具体的な成果としての外的成功を指し、しばしば目に見える形で現れます。しかし、これらは短期的なものであり、常に新たな挑戦が待ち受けています。対照的に、二度目の勝利は、自己制御や自己認識を通じて内面で達成されるもので、自己の限界や弱点を克服し、内面の平和や長期的な充足感を得ることを意味します。この格言は、真の成功が自己の内面での成長にあることを示し、自己を超えることの困難さと価値を強調しています。内面での勝利は、計り知れない価値のある智慧と内なる強さをもたらすのです。

Qui non est hodie cras minus aptus erit.
 (きょう覚悟ができない人は明日はもっとできない)

Pares cum paribus facillime congregantur.
 (似たものは似たものを呼び寄せる)
※「類は友を呼ぶ」

Ignotum per ignotius.
 (解からない事は解からない言葉で説明する)
 ※政治家の座右の銘?

Bibo, ergo sum.
 (我飲む、ゆえに我あり)
 ※何を飲むかは自由です

Animis opibusque parati.
 (備えは物と心の両方にされよ)

Oculi pictura tenentur, aures cantibus.
 (目は絵画により耳は歌により魅了される)

Credo quia absurdum est.
 (不条理ゆえに信じられる)

Multitudo errantium non parit errori patroginium.
 (多くの間違いがあっても間違ったままで良いことにはならない)

(2010年6月21日から7月4日)


自分に勝つことは二度の勝利である



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