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ラテン語の格言 (18) 「難しい問題は分けて考えよう」

・Divide et impera.
 (難しい問題は分けて考えよう)
 ※原文直訳は「分割して統治せよ」

 難しい問題を分けて考える手法は、大きな困難を小さな部分に分割し、冷静に一つずつ解決する賢者のアプローチを示しています。この方法は、問題をより深く理解し、圧倒される感覚を減らし、自信を育てるのに効果的です。全体を見失わず細部にも目を向ける戦略は、複雑な課題に対する実践的で心理的にも支持される方法であり、困難を乗り越え成功へ導く鍵となります。

・Saltus in demonstrando.
 (結論を示すのに途中を抜かないよう)
 ※原文直訳は「論証の途中にある跳躍」

・Nemo sine vitio est.
 (誰にでも欠点はある)

・Fama crescit eundo.
 (噂は伝わるにつれて成長する)

・Aliis si licet, tibi non licet.
 (誰もが自分を許しても、自分は自分を許さない)

・Summum jus, summa injuria.
 (過剰な正義は悪にもなる)
 ※原文直訳は「法の極みは不法の極み」

・Navigare necesse est !
 (いつかは船出をすべし)

・Imitatores, servum pecus.
 (模倣品はズルい)

・Omnia fert aetas, animum quoque.
 (歳月はすべてを持っていく、心さえも)

・Fallaces sunt rerum species.
 (事物の外観は偽りだらけ)

(2010年7月19日から8月1日)


「難しい問題は分けて考えよう」

つづき


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