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#10 春のはじまり、午後の図書館で。
今日はひさびさに大学へ。
特に差し迫った用事があったわけではなかったのだけど、読みたい本があったのと奨学金関係の作業をやっつけてしまいたかった。
図書館の、いつもの席でパソコンをカタカタならす。
目の前に見える空は田舎に比べるともちろんせまい。
だけど不思議と私の心は自由でいる。
良く晴れた空と、これからの学びへの愉しみでしずかにときめいている。
この東京という土地は今の私にとって、案外息がしやすい場所なのかもしれない。
1年前は高校生だった。
3月の終りに、大きなスーツケースに荷物をやまもりに詰め込んでいつものように夜行バスに乗って上京したのは、もう遥か昔のことみたいだ。
あれからなにがあったっけ、って
そのすべてを言葉にすることはしないでおく。
ただ、この後に書くことを
ようやく心の芯から思えるようになったことが
きっと一番の成長だったと思う。
これは自戒だから、
ちょっと乱暴に思うかもしれないけれど許してほしい。
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知るほどに、知ろうとするほどにひろがってゆく世界だから
心の歩みをすすめなければ、右も左もない
自分じゃない誰かや何かが作った道に沿うことが
なにになるのだろう
他者に従属して、その物差しまで借り受けようなんて思わないこと
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人と自分とは違うんだから自分の人生を生きなさい、みたいなことで
これと似たようなことを言いたい言葉とはこれまでにもたくさん出会ってきたし、当たり前だろうと思う。
私も頭ではわかっていたし、否定するところもない。
でもそれは、たぶん借り物のことばだったから、
私の心や身体はついてこなかった。
ことばは
私の中でうまれ、転び、癒し、祈り、、、
生の営みを、ただ繰り返し繰り返し。
その道のどこかで
きっと、本当の意味で自分のことばになる。
あなたとこころから信じあい、助けあうものとなる。
だから、みんな
自分のことばを大切に。
これは文字で表せるものではないかもしれないし
もしかしたら目にも見えないかもしれない。
でも、きっとことばはある。
きっとあなただけのことばがあるって
私は信じている。
なんの話をしたいのか、
私が私でよく分からなくなってきてしまったけど、(笑)
きょうもおいもを読んでくれてありがとうございます。
来る春に向けて、ちょっとずつ身体を起こしてゆきましょ。