
【開運失敗n部作】神田明神21日詣ででお賽銭額の深い意味が腹に落ちる
こんにちは。姫月です。
今回は、「失敗n部作」と言いつつ、知見を得たときの話。
本当に辛かった地獄のトンネルに入ったばかりの頃、状況を変えたくて足掻いてた当時、ある占い師に教えてもらった話とかも色々。
21日詣でにトライした
2008年の引越で南を取るという痛恨のミスが発端なのか、いきなり不幸のズンドコに落ちたあるとき、当時お世話になっていた占い師から
「神田明神へ21日詣でをしろ」
とアドバイスをもらった(なおその占い師の現在の消息は不明だが、どうやらLINEで占いサービスなどを提供し、個人鑑定はしていない様子。色々行き掛かりがあったので、名前は伏せるが「遙」という文字がつく、とだけ言っておく)。
「21日連続でお参りする。1日空いたらリセット」というルールは知っていた。でも、あと2つルールがあることを知り、ちょっと驚いた。
ルール1) 21日連続で、「同じ時間」にお参りする
所謂、子の刻とか午の刻ってアレを「揃える」必要があるそう。
つまり誤差は最大でも2時間しか許されない。
雨でも雪でも交通機関が止まってもインフルエンザになっても、例外はない。神様へ本気を伝えるために。

ルール2) 21日連続で、祈祷棒を納める
神社仏閣などによっては祈願棒とか護摩木とか呼ばれるやつ。神様はもんのすごい数の対話をしているから「覚えめでたく」なるため……ではなく、真剣なお願いであることに対し「痛みという名の対価を差し出すもの」だそう。
護摩木って1本500円。21日連続でとなると、10,500円。往復の交通費(当時は自宅から210円)が加わり8,820円。合計19,320円がミニマムチャージということになる。

何はともあれ、結果は?
結論から言うと、「今の住まいで特段の事情が発生してしまったので、引っ越さなければならなくなった。その資金を助けてほしい」と願ったところ、確かに引越資金●●万円は手に入った。叶うは叶った、と。しかし、ミニマムチャージだけではすまない、厳しい対価が待っていた。まぁ、これは別の話だから割愛する。
おおむね2万円……このとき、ある話を思い出した。
「5円のお賽銭」の意味を理解する
よく、語呂合わせで「5円」を入れるとか、「25円」とか「45円」とか賽銭箱に投げ込む不届き千万かつ礼儀知らずの輩がいる(不届き&礼儀知らずなのは金額ではなく、「投げ込む」方ね)。
ちなみに物価の価値から考えたとき、やっちゃダメなやつなのは間違いないです。
「5円」云々と言われるようになったのは、明治時代からのことだそうだ。
問題は当時の「5円」の価値。
今どきの現代貨幣で言えば2~3万円、ひょっとしたら令和の今なら4万円かそれ以上かも知れない相当額、と言っても良いかも知れない。
つまり、「神に頼むには相応の痛みという名の対価」と考えれば、確かに、経済的に間違いなく痛い人の方が多いはずだ。
ただ、神様への本気度という点で「交通費」は意外にも「込み」だそうだ。だから、昔の人が「お伊勢さんへ……」というのは移動の時点で滅茶苦茶交通費と所要時間をつぎ込んでいることを考えても、お賽銭が「5円未満」だったとしても、妥当は妥当なのだ。そう。交通費諸経費込みで5円に達しているからだ。
全財産が1000円しかない人にとっては、100円だって必死の必死、滅茶苦茶痛いはずだ。その後だって、行動を起こそうと正しい努力をするにもそれなりのカネなり時間なりが必要で、もがくわけだからなおさらだ。でも、キャッシュフロー的に1億あるのに10円も出さないで願いごとを叶えてもらおう……はナメくさっているし、「会社の経費で落とすわ」に至ってはもはや論外の域(祈る当人は痛みを伴う対価を出していないから)。
おまけ。
金額のすさまじさだけで言えば、21世紀初頭くらいの、キヤノンの御手洗会長だろう。倒産寸前だの言われていた当時、三峯神社へ行き、神頼みしたそうだ。きっと、ポケットマネーから1人や2人ではない、結構な人数の諭吉(令和の今なら渋沢)を出したに違いない。
トップから末端従業員まで必死になって努力した成果で翌年、キヤノンはV字回復を成し遂げた。三峯神社がホニャ億円掛けてピッカピカになったのは、御手洗会長のお礼参りご奉納だそう。
最後に
この記事はコーヒーウェアです。多分(笑)。
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