【実践事例紹介】「学習発表会作品展をガイドするプログラムをつくろう」町田市立鶴川第二小学校

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みなさん、こんにちは!Pepper 教育ブログ編集部です!
Pepper導入校のみなさんの実践事例をご紹介するシリーズ第4弾です。
(前回第3弾はこちら:https://note.com/sbr_pepper/n/ne3f70bb6cc6b/edit)
今回は、町田市立鶴川第二小学校での活動をご紹介します。担当の丹羽先生にお話を伺いました。


〇インタビュー内容
編集部:どんな活動をしたのですか?
丹羽先生:学校全体で学習発表会作品展を開催するにあたり、各学年の作品の魅力を紹介する鑑賞ガイドを6年生が制作しました。この中で、18グループのうち2グループが作品展の入口で会場全体を案内するPepperのプログラミングを担当しました。

編集部:鑑賞ガイドにPepperを活用しようとしたキッカケは?
丹羽先生:新型コロナの影響により人が集まることが難しい状況下で、いかに作品展をガイドしようか考えた時に、パソコンでプレゼンテーション資料を投影しようと思いつきました。それならPepperも活用してみたらどうかと校長先生に提案されたのがキッカケです。

編集部:2つのグループはそれぞれどんなプログラムを制作したのですか?
丹羽先生:当初は、児童鑑賞日と保護者鑑賞日を1日ずつ開催する予定だったので、児童向けと保護者向けのプログラムを制作しました。それぞれの対象者にとって分かりやすい内容となるようにPepperの言葉遣いや動きを意識しました。

編集部:児童の皆さんがプログラミングするにあたり、どんな指導をしましたか?
丹羽先生:特別なことは教えていないです。最初に試しにPepperを動かしながら、「Pepperが『ようこそ』って言う時に、お辞儀の動きをすると相手に伝わりやすいね。」などと声がけしたくらいです。後は勝手にどんどん進めていて、見ていて私も楽しかったです。
新型コロナの影響で想定外の修正があったのですが、PepperやPC大好きな子を中心に集まって取り組んでいました。

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編集部:作品展にてPepperのガイドを見た人達の反応はいかがでしたか。
丹羽先生:低学年の子はビックリしていましたよ。結局、コロナ禍で保護者鑑賞日は開催できなかったのですが、代わりにより多くの児童に見てもらえるような機会を設定しました。Pepperがガイドする様子を校内テレビ放送で映したり、朝の会の後にお披露目しましたね。その後、学校玄関に設置しているPepperに触れる児童が増えました!

〇インタビューを終えて
丹羽先生、町田市立鶴川第二小学校の皆さん、ありがとうございました!
人と接する機会が減ってしまっているご時勢ですが、そんな時だからこそのPepper活用事例をお聞きすることができました。
活動の方向性が決まってから、子どもたちが自発的に内容を作りこんでいったという点が印象的でした。Pepperを目の前にし、子どもたちの創造力が引き出されたのでしょうか。Pepperは人の形をしているので、用途を考えるときに具体的なコミュニケーションを想像しやすいという特徴があります。プログラミングを使って、Pepperをひとつの作品として仕上げていく工程を楽しんでいただけていたら、私たちもうれしいです!

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↑記事作成にあたってのオンラインインタビュー中に、実際にPepperの鑑賞ガイドを見せていただきました。作品スライドに注目を促すようにPepperの動きがプログラムされていました。児童の皆さんが納得するまで取り組んだので、実際には沢山のバージョンがあるそうです。

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