〜Furukawa on. the. Road〜 SUBARUと宮城スバルのターニングポイントに触れて・・・
4月も終わりに差し掛かった頃、スタッフからこんな話が出た。
「大郷町にSUBARUのAWDの技術を育んだ場所がある」
宮城スバルに入社して以来、幾度となく聞いてきた宮城スバルの秘話にエピソードを加えることが出来るかもしれない。
新たなエッセンスを求めて休日に「未開の地」という意味がある。
アウトバックと共に大郷町にある勢見ヶ森公園へ向かう。
石巻から現地へ向かう道中、GW中ということもあり渋滞や自転車など気を遣わなければならない場面が多かったが「新世代アイサイト」のアイサイトツーリングアシストや、先進安全装置「アイサイトX」の渋滞時ハンズオフアシストにより疲労を感じることなくスバルのAWDに思いを馳せながら現地へ到着した。
今回訪れた勢見ヶ森公園は現地の案内の通り、元々は平安時代の古墳だった場所を公園として開放されている場所だ。
元々ヤマユリの群生地だった場所だが、当時のスタッフがAWD開発のため試乗コースとして使用していた場所で、ここで走行中の問題点を洗い出し、AWDシステムの元を作り、現在のスバルAWDシステムとなりスバル車にお乗りの方へ「安心と愉しさ」を伝えている。
ヤマユリは後に町内会のモトクロス練習などに使用されて生えなくなってしまったが当時のスタッフが定年退職後にお礼とお詫びを兼ねて勢見ヶ森ヤマユリ保存会に参加し、当時の姿を取り戻すべく尽力しているという。
斜面いっぱいのヤマユリを見れる未来はそう遠くないだろう。
あいにく今回はヤマユリの季節ではなく見ることが出来ず残念だったが私達の日常とSUBARUの歴史が交わる貴重な場所だと実感することができた。
SUBARUの歴史に触れることができ、私の胸には当時の試作車である
スバル1000が斜面を駆け上がる姿が浮かんできてとても満足な気持ちになった。
皆さんもぜひ、SUBARUの歴史に触れてみてはどうか・・・
勢見ヶ森公園 アクセス
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