スクリーンショット_2019-02-01_17

会話の視点を合わせる努力

最近、強烈に意識してるのが「会話の視点を合わせる努力」です。
プレゼンしてたり、MTGしてるときに「あれ?この人あんましゃべんなくなったな?」という場面が時々あった。こちらが戦略を考えれば考えるほど、こういう人たちが増えていった。これは俺が悪いかもしれない。

で思い出した。過去に税理士さんに当たり前のように財務話しを色々話してきた時があり、「あ、今いってたこと何いってるか1mmもわかってないです…」と伝えたことがある。なんでこの人は「僕が財務の知識があると思っているのだろう?」と思った。またこれも近い。子供に「なんでできないの?」と聞いちゃう時とか。

まぁ、簡単にいうと、意識しないと割とこう考えがちなのだなということ

自分の当たり前=他人も当たり前
自分が知ってる=他人も知ってる
自分ができる=他人もできる

自分でも同じことしちゃうときがある。いろんなプロモーションの知識とか戦術とか、キーワードとか、当たり前のようにベラベラいってしまう。
伝えたい!って気持ちが勝ってしまうからこそなんだけど…よくないなぁと思う。

超簡単なんだけど、ズレを産むのは常に話者(プレゼンター)であり、悪気があってズレてるんじゃないってこと。伝えることに必死でズレていく。

ある提案をするためにいろんな知識や思考実験を重ねて、仮説を立てる。
それら伝えるまでに至るプロセスで無数の知識や情報を手に入れた話者は気がつけば聞き手も同じ情報をもっていると錯覚しがちである。

僕もこれに気づかずいくつもプレゼンをしてきた。
で、終わった後に必死で聞き手が頭で理解しようと努力した表情。
あ、また一人で走ってもうた…と反省する。1個ずつ伏線回収のように散り散りになった情報を改めて繋ぎ止めて、やっと「なるほど」に至る。
これは良くない!独りよがりの提案だ。そう反省している。

まだ、どういう方法が最適なのか摸索中である。
理解をひょいと持ち上げるわかりやすいたとえ話なのか…なんだろうかと悩んでいたけど、もしかしたら、自身が得た知識や情報を階段状に設計してあげるといいのかもしれない。

スムーズに伝えたいことに至るまでに何を踏んでいくべきか。
それを逆算して、自分が得た知識・情報を伝えていく。するとこうじゃないかという結論に同じ思考体験を経て到達することができるんじゃなか(仮説)

それが一番いいプレゼンテーションな気が今のところしていている。
2月中旬にプレゼンが控えているので、ちょっとこの方法でトライしてみようと思う。何事も実験!

この会話の視点を合わせるために話す前にどういう段取りで伝えるか考えるようになった。
そして、できるだけゆっくり話すようになった(まだ早いけど)
あと、わからないところあったら聞けるように、定期的に周りにわからない顔している人いないか見るようにした。いたらその場で聞いていく。みんなで次のステップを踏むために。

まだ不慣れだけど、誰とでも視点が合うような会話ができるようになりたい。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。