見出し画像

ひきこもりでも大丈夫!大阪からフジロックに宿無しで行ったレポ


こんばんは。東と申します。一般インターネット人(インターネットんちゅ)です。

さて、2024年7月は27日
日本国内でも屈指の大型音楽フェスにである、
FUJI ROCK FESTIVAL'24に行ってまいりました。

せっかくなので今回は、
大阪からどうやってフジロックに行ったのかや、
今回の良かった点や反省点などを、
公式のQ&Aではわからなさそうなことを中心に書いていこうと思います。

それではよろしくお願いします。レッツゴー



はじめに


はじめに筆者のステータスについて簡単に記しておきます。

フジロック:
フェス:3回目(アラバキとレディクレ)
夏フェス:
なんで突然行こうと思ったの?:
syrup16gが20年ぶりに突然フェスに出るとか言い出したから


結論


二ヶ月前に突然思い立っても、大阪からフジロックにいける。

最低限必要なもの:
チケット、スマホ、財布、モバイルバッテリーと充電コード、いい靴、でかい鞄(持ち歩かないものを入れる用)、小さい鞄(持ち歩き用)、一日だけは値段を気にせず買い物ができるくらいのマネー

あったほうがいいもの:
暑さ対策グッズ、肌に合う日焼け止めや汗拭きシート、虫除け、ウェットティッシュや除菌グッズ

雨合羽とか折り畳み椅子とかスポーツウェアとかアウトドア用品等
なくてもいける。
宿
いらん。

いらん!?
と思われたかもしれませんが、最悪この辺りは全部なくてもいけます。
一つずつ説明していきます。

①アウトドア用品は準備しなくてもいい


しなくてもいいです。
してもいいんですけど、荷物が増えるので、会場に向かうまでで体力が削られてしまいます。ひきこもりとしては由々しき事態です。
なので、最低限の荷物でいったほうがいいと思います。

なぜなくても大丈夫かというと、
フジロック会場の最寄駅・湯沢越後駅や、会場行きのシャトルバスを降りてすぐの売店にめちゃくちゃ売っているからです。
それもノーブランド品のものではありません。湯沢越後駅ではmont-bellの靴下がコンビニに売っていたり、KEENの直営店があったりしました。この時点でアウトドアに必要な用品は一通り揃います。
会場着いてすぐの売店は正直チラッとしか見れてないのですが、雨合羽やモバイルバッテリー的な電化製品がありました。
(あとパン。胃腸が弱いひきこもりたちはここで食料を確保しましょう。フェス飯はほぼ全部「重い」上に、軽いものは机がないと食べにくいものがほとんどで、さらに机は滅多に空いていないので、めちゃくちゃな体制で立ちながら蕎麦を食うことになります)
なので、駅→売店で買えないものはほとんどないと思います。

なんならオフィシャルグッズで折り畳み椅子を売っていました。(※2024年情報)
ただ、開場直後のオフィシャルグッズ売り場はアホほど並んでいるので、あまりおすすめはできません。並んでいない時間に行くとおそらく売り切れています。(実際、二日目夕方あたりに行った時にはもうなかった)
そんな感じで現地近くでグッズを全部揃え、
帰りは買ったものを全部会場の宅配便で自宅まで配送するのが一番ベストじゃないかと思いました。

そう、フジロック、宅配サービスあります。
(情弱なので知らなかった)

この送り返す時にでかい鞄を使うといいでしょう。ついでに買ったグッズなんかも入れちゃったりすると、帰りの荷物が減って楽だと思います。
実際宅配便サービスを使っていないのでなんとも言えませんが、キャリーに送り状貼ればいける…はず。
※かなり曖昧な情報なので、実際に宅配サービスを使いたい人で詳細を知りたいという方は、公式までお問い合わせください。

②宿


いらん。
というか、二ヶ月前に思い立ったので、宿ありませんでした。
本当は前乗りして宿に泊まって朝イチで会場に行き、ヘッドライナーを見てホテルに帰ってもう一泊して次の日の朝に帰る、というのが理想だったのですが、そんなことはできませんでした。

まあ、実際には直前でもないわけではないんですけれど、宿。
フジロック周辺の宿は割と大人数で泊まることが想定されているところが多いらしく、おひとりさまだと泊まれないところがあるみたいです。

なので、「宿シェア」という文化があるようです。

言葉通りですね。Twitterなどで同じ宿に泊まる人を募集して、一緒の部屋に泊まります。
が、人見知りの陰キャオタクくん(※筆者)にそんなハードルの高いことができるわけがありません。あと普通に同行者(母)いたし。
ソロ参戦で、見知らぬ人と同じ部屋に泊まるバイタリティのある人は利用すればいいと思います。

そんなバイタリティはないし、急に思い立ったから空いている宿がない!
でも今からキャンプ用品を揃えたりレンタルする金もない!
でもヘッドライナー全部見たい!(※ヘッドライナーを全部見ると、会場→駅のシャトルバスの最終に間に合いません)
どうしよう!

答えは野宿、もしくは徹夜です。

フジロックの一日券を買うと、その日の開場〜次の日の早朝まで会場内にいる権利が手に入ります。
GREEN STAGEWHITE STAGEは夜にはラストアクトが終わってしまうので、その周辺は立ち入りができなくなりますが、
RED MARQUEEやGANBAN SQUARE、あと飯屋周辺は朝まで元気に稼働しています。
また、苗場スキー場はスキー場なので、自然あふれる会場です。会場全体がほぼ野っ原と砂利道です。

なので、そのへんに敷物か折り畳み椅子を置いて、朝まで過ごします
そしてシャトルバスの始発に乗って帰ります。

このプランのいいところ:宿がいらないのでお金が浮く。最後までフジロックを楽しめる。
このプランの悪いところ:身体がおしまいになる。防寒をしっかりしないと風邪をひく可能性がある。

ちなみに筆者の実際のプランはこちらです。

朝6時くらい 新大阪発(新幹線)
10時くらい 越後湯沢着
シャトルバスがびっくりするほど混んでたので、駅に停まっていたタクシーで苗場スキー場へ
(※タクシーはラスト一台だったので、運が悪いと乗れないと思います)
11時前 会場着。リストバンド交換
12:40のsyrup16gに間に合わせるためWHITE STAGEまで早歩き
(※この時点で汗だく)
12時くらい 会場までは割と一本道で、迷わなかったので余裕で間に合う

〜syrup16gを見てしばらく放心したのち、飯を食ったり他のアーティストを見たりして過ごす〜

23時くらい ヘッドライナー終了。RED MARQUEE周辺に移動、敷物しいて寝る
(※RED MARQUEEに近すぎて、音デカDJを聴きながらだったので、実際ほぼ寝れず)
早朝3時くらい 起きる。GANBAN SQUAREに行って石野卓球のDJを見る
5時 シャトルバスの始発に乗って越後湯沢駅へ
(※シャトルバスの始発は1時間くらい並びます)
7時くらい 越後湯沢駅のカフェで朝食
(※フジロック期間中は越後湯沢駅内の一部の店は早朝から空いているようです。カフェやコンビニなども空いているので便利。コンビニにお土産も売ってます)
8時くらい 新幹線に乗って新大阪へ
13時くらい 帰宅

結果
風邪:ひかず
虫刺され:ほぼない
筋肉痛:おしまいになった(でも二日で治った)

ちなみに野宿する時、敷物を選ぶなら、
タオルをたくさんと、替えのTシャツと、雨がっぱを物販などで買っておきましょう
タオルは枕代わりになりますし、雨がっぱは寝てる間の防寒になりますし、替えのTシャツは帰りの新幹線に乗る前に着替えるのにあると良いです。(ないとそこそこドロドロのまま新幹線に乗ることになる)
あと出来れば芝生の上で寝ましょう。砂利の上で寝ると身体がおしまいになります。

③その他気づいたこと等

・登山靴っているの?
→いらん。

登山靴は重い上に足首が固められるので、身軽に動くには結構不向きだと思います。
ですが、砂利道をそこそこ長距離歩く上、雨が降ったり止んだりすることもあるので、防水機能のある歩きやすいスニーカーがおすすめです。
最悪防水機能さえあれば、いい中敷などで性能はアップグレードできます。
自分が履いて行ったのはパラディウムの防水スニーカーです。

これでも結構足裏が死んだので、もうちょっとクッション性があった方が良かった。
足腰に自信のあるひきこもりの方はコンバースとかビーサンでもいけます。多分。

・仮設トイレって綺麗なの?
→下手したらそのへんの公園より綺麗。虫もいない。ただ時間が経つごとに泥にまみれてはいく。これは仕方ない。
なんなら手洗い場にはいい匂いの液体石鹸もある(すごい頻度で詰替がされているのか、なぜか切れない。とはいえ早朝には流石になくなってた)。
あと一番空いてるトイレは、会場外・入口ゲート近くのトイレ(※1日しか参加していない人の体感です)です。
膀胱が危険になったら入り口に向かってダッシュしましょう。


・熱中症とかどう?
ヤバい。暑さ対策グッズは必ず持っていきましょう。あとスポドリを山ほど買って山ほど飲みましょう。スポドリは見かけたら買え。飯買うついでに買え。

・帰ってきてドロドロの服やカバンはどうするの?
→オキシ漬けからの洗濯

・筋肉痛などでおしまいになった体はどうするの?
→風呂に入り、葛根湯を飲み、ストレッチをし、湿布を貼り、寝る

これくらいですかね。
突然フジロックに行きたくなった人は参考にしてみてください。
ではでは。


この記事が参加している募集

サポートをすると、特に何も起きませんが、どこかから視線を感じるようになります