時代が変われば、「学び方」も変わる。
コロナ禍において加速された感もあるが、1990年代からの情報化社会、グローバル社会において、「働き方」も「学び方」もここにきて大きく変わっていきます。
子どもたちの教育も、一斉授業ではなく、それぞれに合わせた学び方の選択肢を持ち、自らすすんで学ぶこと、そして好きな学びを掘り下げていくことが重要になります。
子どもに好きなことをさせたら、遊びになってしまうんじゃないか?
そんな心配も聞かれるかもしれないが、そもそも「遊び」と「学び」は何が違うのか、ということから考えた方がいいのではないでしょうか。
「遊び」の中に「学び」があり、「学び」の中に「遊び」があるのではないか。では単なる「遊び」とは何か?それは生産性がないということではないでしょうか。
そしてそれとは逆に「学び」には本来生産性があるはずだが、義務的に学ばされている状態には生産性がない。生産性がないどころか、それがストレスになり子どもたちに単なる「遊び」をさせてしまうかもしれない。
本来人間には「よりよく生きたい」という基本的な欲求がある。
それらはマズローの5段階欲求説に表されている。
それぞれがそれぞれの思うところの「学び」を自由に選択でき、楽しんで学ぶことができれば、子どもたちは本来すすんで学ぶだろう。そのためにはそれができる教育環境が必要とされています。