柔軟力の大切さ
これだけ情報が溢れる社会で、皆さんはどういうフィルターを持って情報を取り入れているのだろうか。
現代の1日受け取る情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の一年分とも言われている。
ここであえて「柔軟性」ではなく「柔軟力」としたのは「力」を「〜することができる」という意味を持たせています。
つまり、「柔軟力」は鍛えないとできないと思うからです。
まずは受け入れることを習慣にすることが大切。
なぜ、柔軟力が必要かというと3つの理由があります。
1、現在のような変化の多い社会では、常に常識をアップデートすることが求められるから
2、頑なになっていると、周りに悪影響を及ぼす。人は一人では生きていけず、周りの人と関係性を持って生きている。自分の軸を持ちながら、まずは意見を受け入れる
3、柔軟力を持つことで、いつからかインプットされている当たり前が実は根拠なかった!ことに気づくことができる。子供は生物として純粋です。時には内省的に、答えを再発見することも大切
今、中学生や高校生のお子さんをお持ちの親御さんは、偏差値重視の教育(今もあまり変わってませんが・・・)、競争を強いられる教育を受け、より学力の高い高校、大学に行くことが良いとされていました。
しかし、これからの教育は変わります。それぞれが、やりたいことを見つけ、探究心を持って遊び、学ぶ中で、基礎的な学力を身につけていきます。
生物学者の福岡伸一先生が言っていました。人間の姿形は変わっていないように見えて、分子レベルでは常に新しいものと置き換わっています。これを動的平衡というそうです。
久しぶりにあった人が
「やあ、お変わりありませんね。」
「いやいや、変わりまくりです。」