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ヒーローになりたい。

 こんにちは!shingoooです。

タイトルにあるように、「ヒーロー」について書きたいと思います。
僕が大好きな映画、『アメイジング・スパイダーマン』から感じたことを記録として残します。


ヒーローになりたい。

男の子なら誰しも一度は思ったことがあるんじゃないかなと思います。戦隊シリーズもそうですが、好きな女の子の前でいいところを見せたい、誰かを助けて感謝されたい、チヤホヤされたいなど、系統は異なりますが、全て「ヒーローになりたい」に集約できるのではないかと個人的には思います。

 『アメイジング・スパイダーマン』という映画があって見たことある人いれば一緒に語りたいんですが、この作品で出てくるスパイダーマン、ピーター・パーカーが僕の一番好きなヒーロー像です。特に好きなのが、『アメイジング・スパイダーマン2』の方なんですが、特にラストシーンは本当にかっこいい。

「ヒーローには犠牲が伴う」

このこと作品を通して僕は知ることになりました。



ピーターには恋人がいました。グウェン・ステイシーです。大学の秀才で、未来を期待されている存在でもありました。
また、スパイダーマンである彼には常に敵がいて、この作品では過去最強とも言える敵と戦います。

その戦いの中でグウェンが巻き込まれ、あと一歩のところでピーターは彼女を助けることができず、亡くなってしまいました。最愛の人を亡くしたピーターは悲しみに暮れます。

実は、1の方でも一人の登場人物が亡くなっていました。グウェンの父親です。彼は警察官で、同じく敵との戦闘の最中で殺されてしまうのでした。そして別れ際、娘であるグウェンにはもう近づくなと忠告します。それは、愛する娘の命もいずれ危険になるかもしれないと感じた、父親としての忠告でした。

ピーターは、スパイダーマンとして多くの人を助けて、その度に感謝され、町にも愛されていました。そうしてヒーローとして得たものは大きかったでしょう。人を助けることが自らの役目だと彼も思っていたと思います。

しかし、最も大事な人を助けることができなかった。自責、後悔、自分への失望が彼を襲ったと思います。彼は恋人を亡くして以降、スパイダーマンとしての活動はやめてしまいました。

 結果、町の犯罪は増え、警察までもがスパイダーマンの復活を待ち望みます。彼は必要とされながらも、次の一歩が出せずにいました。

ヒーローには犠牲が伴う。

多くの人の命を助け、人々に希望を与え、みんなのヒーローであったスパイダーマンですが、それと同時に恋人の父親を亡くし、恋人自身も亡くしてしまいました。

全てが良い方向にいくわけではないのが、このヒーローの苦悩です。
しかしそれでも、「守りたいものがある」、「自らの使命」、そういったものを背負ってもう一度ヒーローとして、ピーターは、スパイダーマンは復活するのです。

それがラストシーン、町が襲われている時に、人々が待ち望んだ時に、帰ってくるスパイダーマンです。

失ったものは彼にとってとてつもなく大きかったはずです。未来をともにすることを約束するまで愛していた恋人を失ったのですから。

それでも、
失うものがあったとしても、
スパイダーマンはスパイダーマンになるのです。

ヒーロー。全てを背負うその姿勢は、この作品の中で印象的でした。


長々とした文章を読んでいただきありがとうございました。
この作品を見たことがない方は、ぜひ一度ご覧になって欲しいです。

感じたことをコメントいただけたらとっても嬉しいです。







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