世田谷八幡宮の末社をお参り!!
こんにちは。
稲田 紗弓です。
前回の記事では世田谷八幡宮の本殿へお参りした様子をまとめましたが今回は境内にある末社をそれぞれお参りした様子をまとめていきます。
世田谷八幡宮の末社とは?
世田谷八幡宮の境内には4つの末社(まっしゃ)があるそうなのですが、そのうちの一つ自動車神社は本殿に合祀(ごうし)されているそうです。
赤い鳥居のちょうど反対側に自動車の入り口があるのですが、自動車神社があったからなんですね。
ちなみにその他の3つは上の写真にある通り、厳島神社、世田谷招魂社、高良神社です。
厳島神社は鳥居をくぐってすぐ右手側にあり、世田谷招魂社と高良神社は本殿の右手奥にあります。
ちなみに交通安全祈願をされたい方は鳥居と宮の坂駅の間にある信号を山下方面に進んで1つ目を左折するとすぐに自動車入口です!
末社って何?
神社参拝をしていると末社の他に摂社(せっしゃ)を見かけることもあると思います。
これってそもそもなぜあるのか、そして本殿との関係性について知っていますか?
世田谷八幡宮の境内案内にも末社が掲載されていて、どんな神様を祀っているのかの説明はあるのですが、そもそも末社が何故あるのか知っていますか?
実は別のマガジンの方で色々と神社について色々調べていたら「神仏習合」と「神仏分離」を知ったんですね。
もともとあった神道と途中から日本に入ってきた仏教が融合して信仰していたのが神仏習合で、それを明治時代に神道と仏教を分けましょうとなったのが神仏分離なのですが、恐らくここら辺と関係あるんじゃないかなと思いますが、探してみても詳しい事は分からず…
神道は神道でまとめて仏教は仏教でまとめるとなると行き場に困った御祭神があって、それを関係性の高い御祭神のところに一緒に祀るようになったのかな?と思います。
ちなみに摂社と末社は現在はそれほど明確な違いはないそうですが以前は…
摂社
その神社の御祭神とかかわりのある神様をお祀りしている
末社
摂社に祀っている神様と比べると関係性が低い神様をお祀りしている
このように違いがはっきりと合ったそうなので、摂社が末社よりも上位にあったそうです。
では世田谷八幡宮の末社をそれぞれお参りした様子をまとめていきます!
厳島神社
世田谷八幡宮の大きな赤い鳥居をくぐったすぐ右手にあるのが厳島神社です。こちらでも一礼して鳥居をくぐります。
二の鳥居の横にはベンチがあるので、ここで休憩している方をよく見かけます。
二の鳥居でも一礼をして進むと池にかかる橋を渡りますが、この橋は池にかかっていて中には鯉が泳いでいます。
写真では反射してしまって中は見えませんが…実際に訪れた時には是非見てみてくださいね!
末社の横には小さな滝もあるので先ほどのベンチに座っていると水の音で癒されるんですよね。
世田谷八幡宮の末社・厳島神社でお参りをして、次の末社へと移動です!
世田谷招魂社
招魂社とは明治維新前後とそれ以降に日本の為に殉職された方を奉祀した神社ことをいうそうです。
その為世田谷招魂社の御祭神には日露戦争と太平洋戦争の世田谷区域の戦没者と書かれています。
数段の階段を上って社殿でお参りをします。
横に石碑が立っているので訪れた際にはこちらにも手を合わせています。
私は世田谷八幡宮を訪れるまで招魂社というものを知らなかったのですが、日本のために戦った人たちがいた事を忘れてはいけないなと思いながらいつもお参りをしています。
世田谷招魂社の隣には高良神社があります。
高良神社
3つ目の末社、高良神社どこが始まり何だろうか…?といつも迷っています。
この上の写真は手水舎っぽいのですが、このすぐ右手側に階段があるので、もしかしたら世田谷八幡宮の手水舎なのかもしれません。
先ほどの手水舎を高良神社の法に進むと石碑があります。
この石碑のすぐ横にまた手水舎があるので、もしかしたらこちらが高良神社の手水舎かもしれませんね…
また別の機会にお話を伺えたら更新します!
手水舎らへんからみた高良神社です。
丁度世田谷八幡宮の敷地内の右上端にあるので、明るい場所ですね。
高良神社でも二礼二拝一礼で参拝します。
看板には境内と氏子地域の複数の神社が1912年に整理合祀された神社と書かれていました。
もしかしたらあの手水舎も元々は別の神社のものなのでしょうかね?
世田谷八幡宮を参拝した感想
世田谷八幡宮は割と境内も広いですし、本殿の他に末社も3つあるので(本当は4つですが一つは本殿と合祀されている)全てを回るとなると意外と時間がかかります。
私はなんだか世田谷八幡宮が好きなので、頻繁に参拝はしませんが世田谷八幡宮の存在を知ってからは割と定期的に訪れています。
世田谷線に乗る機会がありましたら是非訪れてみてはいかがでしょうか。