ブルーハーツより愛をこめて
見捨てられた裏通りから
世界中にむけて大切な
メッセージが届くのを
君たちは見るだろう
鉄砲も兵隊も
政治家さえもいらないよ
君たちが望むのは
自由だけでいいよ
たった一つの小さな夢
追いかける若者がいて
たった一つのその命を
燃やし続けている
燃やし続けている
(THE BLUE HEARTS 「ブルーハーツより愛をこめて」)
最近、
かあちゃんがブルーハーツのライブの
ブルーレイばっかり観てる
友だちがくれたんだって
うれしそうにみてる
ぼくもブルーハーツは大好きだから
一緒にうたったり
一緒に飛びはねたり
一緒に叫んだりしてる
ブルーハーツをみてると
坂爪さんに
プレゼンツに
かさなってみえる
あのヒロトの瞳
あの瞳は坂爪さんの瞳とにてる
嘘やごまかしのきかない
まっすぐすぎる瞳
その瞳に映るのは
影と光
絶望と希望
過去と未来
地と天
そして
月と太陽
坂爪さんの瞳とヒロトの瞳がかさなる
そしたら
坂爪さんが
プレゼンツが
武道館でうたってる
はっきりとビジョンがみえた
ああ、坂爪さんは
本当に武道館に降り立つんだなって
ぼくは思った
プレゼンツの前
まだ坂爪さんのバンドがAgapeだった時
“神の愛”ってどんなだろう?
ってぼくの中から生まれた作品
《Agape》
ぼくにたくさんの愛をくれた坂爪さんに
何か贈りたくて描いた作品
このAgapeは坂爪さんに捧げたはずなのに
今、Agapeはぼくを支えてくれてる
なんかとっても不思議
これも坂爪さんの愛
神の愛なのかもしれない
誰かを愛したとき
誰かに愛を贈るとき
それは同時に
自分を愛することになるのかもしれない
ブルーハーツより愛をこめてが
ぐるぐるとぼくの頭の中をまわっている
聴いているだけでなみだの出るうた
うれしいのとも
かなしいのとも違う
せつなくて
あたたかくて
ど真ん中のうた
本当はもっとシンプルに
本当はもっと熱く生きたいんだ
大切なものだけを胸にだきしめて
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?