私はトランスジェンダーだ。③
今回も私の過去について話して行きたいと思います。複数パートに分けておりますが、なんとなくでも良いので、最後まで読んで頂けると幸いです🍀
中学3年生になり、いよいよ高校に進学するか、それとも就職するかを考えなければならない年になり、この頃から私は一変しました。今までは、「義務教育」つまり、決まった地区では決まった学校にいかなければならないということがあり、私はその義務教育が大嫌いでしたが、「自分で進路を選択する」ことになり、私には自信が見えてきました。
それに加えて、中学1年生の頃よりは身長が高くなり、男性としての発達が進んでいましたが、鬱でいっぱいいっぱいだったので案外足元が見えていなかったけど、この頃ようやく自分の男性化が進んだ姿に気づき、勇気を振り絞ってお母さんに「実はね… 私ずっと違和感あって、本当はXジェンダーじゃなくてトランスジェンダーなんよ。だからホルモン療法を受けたい。」と言った。すると以外に母の反応は良く、「やっぱりそっか… それが君の人生だから、自分らしくていいよ」と慰めてくれました。
そして病院の情報を調べ、まずは通っている精神科に行って紹介状を渡してもらい、岡山大学病院に行って血液検査、尿検査、レントゲン検査、体の視察…などたくさんの検査をうけ、ようやくすべての検査が終わったかと思うと、「治療開始は1年後です」と先生に言われ、それからほぼ毎月精神科だけ視察で通い、現在やっとのことで性同一性障害の診断書を少し前通院した佐藤クリニックに岡山大学病院に向けて出してもらい、やっと来月あたりに開始するという話がありました。
ホルモン治療を開始すると、体つきが女性的になって、肌もきれいになるって聞きましたが、精神的にも影響を及ぼしやすく、自殺のリスクも高まるみたいなので、これからはもっと頑張って行きたいと思います。
パート④に続く