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🥎いまどきのこどもってばよ

ソフトボールの地域クラブ指導員として中学生を指導してます。

ある日の練習後のことですが…

ロングティーで使ってたボール🥎
一箱に数十個入っていて決まった数で管理してるのだが

『1個、足りない』

…ってな話になり、みんなでグランドの隅々まで探しまくっていた。

見つかる気配ないな。
確か車ん中に使い古しのボール何個か持ってたよな。

車からボール持って来て近くにいた1年生の子に『これ、あげるから補充しとき』と、渡したんだな。

まぁ、自分では何気に良いことした気分だったんすわ。

1年生がボールを2年生のとこに行って何やら話してる。

2年生が私のところへ来る。
何だろう?
お礼でも言ってくれるんかしら?

副キャプテンの子だったが、彼女の口から出た言葉は意外なものだった。

『あのー、せっかく戴いたんですけど…これ貰うの良くないと思うので、ちゃんと自分たちで探します。ありがとうございます!』

そう言ってボールを私に返却した。

おぉぉぉ!

思わず感心してしまった。
今時の若い子(中学生)なら、

あざーす!

…と、感謝だけされるもんだと思ってた。確かに感謝はされたんだけど貰って楽に補充するのは良くない、ちゃんと探しますってばよ。

感心したと同時に…

俺は何て駄目な大人なんやろう!

つくづく、そう思いましたよ。
安易に楽させようとしてたのでね。
親子ほど年齢の離れた中学生の方がよっぽど私より自分に厳しかった。

自分たちで使う道具は大切に管理する、大切に使う…競技者として大切な感覚ですね。

私は安易に助け舟を出して、その感覚を鈍らせようとしてました。

指導者って技術だけ教えてりゃ良いってもんじゃないと痛感しました。

今時の中学生ってばよ…

立派です!

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