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Xデザイン学校学習ノート 01: ブートキャンプ

1日目の講座のアプトプットです。
講座終了後、すぐにアウトプットはするようにと言われていたのですが、時間が空いてしまいました...。(実は、優しかった祖母が講座の日に亡くなり、悲しみに暮れると共に、非常にバタバタしておりました)
メモを見返しながら覚えていることを書き出していきます。数日間が空いても印象に残っているということは、自分にとって強烈だったということでしょうから...。

なお、今回は「新規事業を作る」時の話を多めにするとのことでしたので、後で見返すと、若干「新規事業開拓」に関する話が多くなっていたような気がします。

大企業とスタートアップで、目指すべきUXが違う??

最も印象的だったのは、やはりここでしょうか??講座では、大企業はプラットフォームを作ること、スタートアップ企業は大企業のプラットフォームを使って、新たなサービスを作ること、そのような社会モデルがあることが語られていました。

確かに、エンジニアの世界ではAWSやGCP、Herokuなど、大企業が運営するサーバー(ここではプラットフォームビジネスとする)の上で、さまざまなスタートアップが素早くサービスを立ち上げている、という構図があるのでそのような役割分担があるというのはわかりやすかったです。

ベンチャーの役割は、専門家しかできなかった手続きを民主化すること

これもわかりやすい概念でした。やはりエンジニアの世界で当てはめると、「ノーコード」(コードを全く書かないまたは少ない量だけ書いてWEBサービスやアプリを作ること)のプレセンスが大きくなり「エンジニアの仕事がなくなるのでは?」と騒がれたのが少し前にあったのは(今もあるかも)、まさに「コードを書く」という専門家の手続きが誰でもできるようになったからなのでした。

そのような「ゲームチェンジのためのデザイン」が今は求められているとのこと。そして、コロナ禍でもともとあったパラダイムシフトが加速化し、ゲームチェンジのため、イノベーティブな戦い方をしていかないと企業や事業は衰退してしまう時代だとのこと。

新規事業を開拓する時のポイント

1.ブランドを生かしながら、生業の仕組みを変える
「新しいことをしなければならない」時代であったとしても、やったことないことをやろうとするのではなく、ブランドの持っている価値や知的財産を生かして、それを別の角度から生かしていくこと

2. チームでデザインすること
プロダクトデザインやグラフィックデザインだけをやれば良い時代は終わり、今はHCDやデザイン思考/UXに加えて、エンジニアリングのセンスも求められている。チームで協働してデザインしていくことが大切。

3.ユーザーからデータを取りつつ、お金を稼ぐこと
ゲームチェンジで企業に起こっているのは「DX」。DXでは企業はユーザーからデータを取るが、そのデータを使い、ユーザーにそれをサービスとして返すべき(そして新たなお金を生むべき)

4.全員で幸せになること
ユーザーにとって良いプロダクトを作るだけでなく、製作者もビジネスの視点から全員が幸せにならないといけない。これからのビジネスは、あるべき未来を意識して、自分たちの存在意義を理解して、社会への責任を果たすように作っていかないといけない。

5.アート思考で考える
デザイン思考(他者の価値観)に対し、「自分の価値観」に基づいて試行錯誤を繰り返し、自分なりの答え、まだ誰も見たこともない価値を作り出そうとしている

まとめ:私はどうしたい?

...ちょっと抽象度の高い話になってしまいました。
講座では、この後miroを使って「プラットフォームビジネス」について考えるワークショップもやりました。

全体を通して、感じたことは下記の通り。

- 大手企業のようにものを考えたいとは思わないが、全体動向を見据えつつ、中小企業の距離感で目の前のお客さんに向き合っていきたい。
顔の見える単位のお客さんの顔を一つ一つ明るくしていくことに私は幸せを感じるんだなーと改めて感じました。

- とはいえ、デザインのエッセンスはためになるなー
とはいえ、BtoBビジネスなので、お客様の事業戦略を一緒に考えていくのは大切。今回の話でまとめたポイントは、そのまま仕事でのお客さんとの会話に活かせそうです。聞けてよかった。

次回は、インタビューについてやるそうです。具体的な手法など学べると良いのですが。。。ではでは^^