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Xデザイン学校学習ノート 05: ペルソナ・シナリオ法
感想:だんだん学んだことがつながってきたぞ
Xデザイン学校第5回目の学習ノートです。
でも、最初に今回の感想を書かせて欲しい。それは
学んだことがだんだんつながってきたぞ
ということ。
最初は、とにかく戸惑いました。
「なんでこんなビジネススクールみたいなことやらされているんだと思っていると思う」と先生はおっしゃられていましたが、まさにそう思っていました。
受講料損した。そんな気分で授業受けてました。
でも、だんだん学んだことがつながってきました。
講義を受けていただけでも「つながった」と思えたかも知れませんが、実は受講と同時に、仕事でもわからないものをわからないままに実践してきていました。そして、これが良かった。
仕事での実践中はもやもやしながらやっていました。疑問も多く残りました。ですが、それらが講義を受けてきちんと整形されてきた感じがします。5週目ぐらいでようやく「受けて良かった」と思えてきました。
自分も受講を途中で放棄しなくて良かった。
では、今回も印象に残ったことを印象に残ったままに書き散らしていきます。
印象に残ったこと①:あなたがたのKJ法は間違っている
最初に↑これを言われた時は「は?」と思いました。今まで何十回もふせんをペタペタ貼ってきて、なんならワークショップで講師もしていたのですが、そのふせんの書き方が間違っているとな。
ガーン。
ふせんは用言どめで書きましょう
先生が言うには、本来ふせんは「体言止め」ではなく「それを使って情景が目に浮かぶような文章」を書くべきであるそうです。つまり、
「祖母への手紙」
みたいなふせんはNGで、
「田舎にいる祖母と手紙をやり取りするのが何よりの楽しみ」
みたいに書くのが良い書き方だそう。そうすることで、読み手による勝手な解釈の派生を防げるのだとか。
(確かに、他の人の書いたふせんの意味をあとで見直した時にわからなくなって、別の人が自由な解釈を加えて分類することは多々ありました...!)
カテゴリーでグルーピングしないで気付きやファインディングスでグループ分けする
これも「は?」と思いました。今まで散々
「友人関係」
「健康」
のようなカテゴリーで分類してきていましたので。
先生曰く、これをすると「今後の思考がこのカテゴリーに縛られてしまう」ため、
「友達と過ごした時間が高校時代の思い出として残っている」
「中年に差し掛かり健康を意識している」
などの、付箋に書いた事実から発見したことで分類しましょう、と言うことでした。なるほど。
ふせんをきちんと並べようとするな
これも衝撃。本日自分も無意識のうちに整理整頓して並べようとしていました。
何も考えず綺麗に並べようとするのではなく、ちょっとした付箋の並び替え時にもグルーピングを意識して、近いものを近いところに並べていきましょう、と言うことでした。
そうすることで、グループ分けの技術や審美眼が洗練されていくようです。へー。
印象に残ったこと②:KJ法より簡単なカードソーティング - 上位下位関係分析法
本日習った技法で新しく知ったのは、KJ法より取り組みやすい(と先生は言っていた)「上位下位関係分析法」というカードソーティングの技法。
具体的なやり方は、ネット上に記事がたくさんあるのでそちらを読んでいただければ良いと思います。ここでは詳しく紹介しません。
講座で得られたTipsとしては
日本人の場合、最上位の「本質的なニーズ」にやたら抽象的なことや当たり前のことを持ってきがちなので、ピラミッドを4段構造にして、一番上の「本質的なニーズ」の一つ下の概念を設けると、分析的に重要なインサイトが得られるよ
と言うことを教わりました。自分で講座の内容を思い出すために書いているので、これ以上詳しくは書きません。「どういうこと?」と思われた方は受講をしてみてください。
印象に残ったこと③:正しいペルソナの作り方
これも目から鱗でした。今まで、インタビューから出てきた人物像を総合的にまとめてペルソナを作っていたのですが、そのまとめ方が具体的に紹介されました。
ビジネスモデルに照らし合わせて「このような人にアプローチすればビジネスの拡大が見込めるのではないか」という枠組みを持った上でペルソナ像を作っていくそうです。今までビジネスモデルなど考えず、適当にマージしていました。。。
これは講座の資料を見ればわかるので、自分で復習する時には後で資料をみようと思います。
全体的な感想:カードソーティングやりたい!(実践したい!)
最初に感想も書きましたが、ここまで振り返ってみて、次に思うことは、学んだことを実践したいですね。
講座の中でももちろん実践はあるのですが、繰り返しやってみることで学びの効果は深まるなと感じています。
特に、カードソーティングは初めて知ることが多かったので、どこかで実践したいですね〜・・・。
会社とか、自分が入っている学習コミュニティとかで、実戦の機会を作ってみようかな。。。。^^
to be continued...