【英語】resonate with…
今日は、何かに「共感した」ということを表現するフレーズのご紹介。
"resonate" という、「(音などが)鳴り響く、反響する」という動詞を用いて、
<物事>+ resonate + with + <人>
という順番に並べて使うフレーズだ。こちらの意味は、
<人>が<物事>に、共感する
というものである。
私の会社では、ネイティブスピーカーが、プレゼンやディスカッションの場で、この表現を使っているのを時々聞く。特に、何かの考え方や理念に対して、共感する、ということを示したいときに、使われている。たとえば、次のような例だ。
"resonate" という動詞は、学校教育ではあまり見かけない単語であると思う。恥ずかしながら、私も、外資系企業に入るまではこの単語について知らなかった。ご存じなかった方は、この機に覚えておいていただければと思う。以下、オンライン辞書「英辞郎」の解説。
私の感覚であるが、この "resonate with" という表現が使われるときは、単に、何かに同意する、納得するという、物事に対する理解や同意を示すだけではなく、それを超えて、裏にある理念や考え方に、心の深いところで共感する、というニュアンスを出したい場面であることが多いように感じる。
"resonate" という動詞の、「鳴り響く」という本来の意味からも、「深く感じ入る」というような語感が、何となく伝わるのではないかと思う。
この表現を覚えておいていただいて、誰かが、何か、とても良いことを言ったときに、すかさず使って、
などと言ってあげると、喜ばれるだろう。
ご参考になれば幸いです!
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