【温泉】島原温泉「ゆとろぎの湯」(長崎県島原市)
昨日、島原城の記事をアップした。
島原城訪問後、島原の街を歩いていると、島原温泉を日帰りで楽しめる施設「ゆとろぎの湯」を見つけた。
ホームページを見ると、とても広々として、清潔な施設のようだ。そして、大人530円というリーズナブルな料金で、島原温泉の立ち寄り湯を楽しめる。
同施設の以下のウェブサイトには、島原温泉についての説明があった。
せっかく島原に来たのだから、こちらの施設に入場して、島原温泉に浸かりたい! 心からそう思った。
しかし、あいにく、タイトな日程で城攻めの予定を組んでしまったため、ここ島原では、宿泊や日帰り入浴ができるだけの時間的余裕がなかった。
仕方がない、あきらめよう、と思ったそのとき…。
施設の近くの一角に、掘っ立て小屋のような(失礼!)、簡素な建物が見えた。そこに、地元の人らしき人々が、どんどん吸い込まれていくではないか。
これは、何かある。私も、いそいそと近づいてみた。
まず、こちら。何やら水道のような一角が。もしや、これは…。
公共の、無料の飲泉所だった! これは、嬉しい!
使用されている石が、湯口から流れる温泉の析出物で、とても鮮やかな緑色に変化している。
流れ出る温泉を手ですくって飲もうとするが、とても熱く、多くはすくえなかった。それでも何とか、少しだけ舐めてみる。無味無臭で、あっさりとした優しいお湯、という印象だった。
以下の写真は、飲泉所のそばにあった掲示板。泉質は、マグネシウム・ナトリウム炭酸水素塩泉。
そして、飲泉所の奥にあった、掘っ立て小屋のようなものに近づいてみると…。
それは、公共の、無料の足湯コーナーだった!
これは、ありがたい! 施設で裸になって全身浴をする時間はないけれど、足湯に浸かるくらいなら、十分時間は取れる!
早速、いそいそと靴下を脱いで、足を浸けてみた。
あ、熱っっっ!
ものすごい高温だ。思わず、声をあげてしまった。すると、先客の地元の皆様が、私のほうをみて、ニヤリとした。私も「テヘヘ」と笑って、会釈する。
お湯につかっている石の部分のアップ。やはり、析出物で緑色に変化している。
温泉分析書も、きちんと掲示されていた。
また、以下の掲示によると、島原温泉は、「国内有数の炭酸ガス含有量をほこる温泉」だということだ。
熱いお湯にふくらはぎまで浸すと、あら不思議。島原城攻めでたくさん歩いて疲れきっていた足が、一気にリフレッシュできた。
このように、いつでも、誰でも、飲泉と足湯を利用できるとは、なんと素敵な街なんだろう。
次の機会には、是非とも、島原温泉に全身で浸かってみたい。
いいお湯でした。お世話になりました!
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