自主的にモリモリ勉強する子にするには?
自主的にモリモリ勉強する子に育てる方法について、我が家流のやり方を今日は書いてみたいと思います。
みなさんのお子さんは自主的にお勉強しますか??
「勉強しなさい!!」と怒鳴ったり
テストの点数を叱ったり
はたまたご褒美で釣ってお勉強をさせたり
そんなことしなくても、自分から勉強してくれないかな〜?
と思ったことはありませんか??
そんな方に読んでいただければと思います。
その方法はズバリ!
子どもを信頼する。
だと思います。
我が家には中1の息子がいます。
小学生の頃は全くと言って良いほど、「勉強しなさい」と言いませんでしたし、ほとんど勉強もしませんでした。
塾も行っていませんでした。
スポーツの習い事が忙しいというのもあり。
スポーツに明け暮れた小学校時代。
この子は中学生になったら勉強するのかな??と不安に思いつつ見守っていたところ、中学生になったら自主的にモリモリと勉強をするようになりました。
中学生になって部活も始まり。
習い事の方は、全国大会に出ているため練習もハードで、週5日のレッスンです。
部活が終わってから急いで向かいます。
中学生になってからは、隣市までプロの先生に週2回レッスンをしてもらっているため…とにかく時間がありません。
そんな状況なので塾に通うことも難しいと本人が自覚していて、自分で勉強を頑張る!と決意したようです。
親が何も言わなくても、今学期の成績を短期目標を立てて、そこに向けて勉強しています。
中期目標としては三年生時にオール5、学年1位だそうです。
長期目標としては県内1位の高校へ進学、○○大学、○○大学院、○○系へ就職と目指しているようです。
(一人で目標を定めて決めています。親はオール5なんて言ったこともありません。
モジモジ恥ずかしそうに教えてくれました。)
毎日コツコツ勉強をしているし、テスト期間は私が心配になるくらい勉強をしていました。
おかげさまで一学年300人以上のマンモス校ですが、上位30人以内に入ることができました。
周りは進学塾に通っていない子はほとんどいませんが、それでもこの成績というのはとても頑張ったと思います。
そこで思ったことですが、口うるさく「勉強しなさい!」なんて言わなくても子どもは勝手に勉強をするようになるんだなあ、と。
親がするべきこと
1.口うるさく言わない
2.やればできると励ます
3.自分の選択に責任を持たせる
4.親が学んでいる姿を見せる
5.安定した心を育む
が良かったのかな?と思います。
1.口うるさく言わない
これは絶対!だと思います。
無理矢理勉強させられると勉強自体が嫌いになってしまうので。
2.やればできると励ます
小学校の頃に塾に行っている子に「バカ」と言われて落ち込んだ時期が息子にはあり。
やっていないだけで、やればできるんだよ、と励ましてきました。
あなたは素晴らしい能力があるのよ!と。
どんなこともやればできるんだって。
そして逆を言えば、あなたはとても頭が良い子だけれど、どんな名刀も磨かなくては切れ味が鈍るのだから、知性も磨かなければ光らない、ということも伝えてきました。
頑張らないで良い成績を取ろうというのは、頑張って塾へ行っている子に失礼であるし。
知性というものは磨き続ける必要があって、父母も磨き続けているんだと伝えてきました。
3.自分の選択に責任をもたせる
これは習い事もですが、全てにおいて本人に決めさせてきました。
常に「君はどうしたいの?どうなりたいの?」と自問自答させ、考える訓練をしてきました。
塾もお金を掛けて行くのか?
自力でやればその分を他のことに使えるというメリットやデメリットを考えさせています。
誰のための人生か?
親のためではない、自分のための人生を生きるのだと理解してほしい。
勉強するもしないも本人次第。
心から子どもを信頼して、任せることが必要だと感じます。
そして大事なのは失敗は成功のもと。
トライアンドエラーの大切さを教えることです。
4.親が学んでいる姿を見せる
これは本当に大きい気がします。
勉強しろと口うるさく言われるだけでは、不満を子どもは感じてしまうと思いますし。
親が"学ぶ"ということを心から楽しんでいる姿を見せると自ずと子どもは、勉強=楽しいもの、と刷り込まれていきます。
我が家は息子が2歳位の時には夫は二度目の大学院に通い始め、小学生になってからは京大まで新幹線で勉強しに行ってました。そして今もオンラインの勉強会に参加しています。
私は息子が幼稚園の時に大学へ進学し、今は専門学校で勉強をしています。
我が家では勉強をすることはあまりにも当たり前の光景です。
そんな光景を見て育ったから、勉強に対するハードルが低くなったのかもしれません。
楽しいし好きだから勉強しているだけで、嫌ならやらなければ良いじゃん?という感覚が私たち夫婦にはあります。
生涯学習だから何歳でもやりたければやればいい。
息子にも「何歳でも勉強はできるから、現役でつまずいたって良いんだよ!やりたくなった時にやればいいんだから」と伝えています。
ただ、勉強だけしていれば良い時は学生の時だけだから若い時に勉強するのが一番効率は良いけどね、とは言っています。
先日の息子の試験期間は私のレポート締め切りと重なって、結局家族全員で勉強をしていました。
やはり親も一緒に勉強するというのは子どもの背中を押す気がします。
5.安定した心を育む
はっきり言って夫婦喧嘩をしていたら、子供は不安で勉強どころではありません。
何よりもまず夫婦円満であるべきですよね。
そしてどんな時も、メンタルさえしっかりしていれば頑張れる。
なので成績よりスポーツより、とにかく子どものメンタルケアを一番に考えてきました。
いつも前向きな言葉掛けをすることによって、息子もとてもポジティブで強いメンタルの子どもになった気がします。
習い事だけではなく、部活も100%で挑みたいそうで。
テニス部を選び。部活もレギュラーを目指したい!と。
「小さい頃からやっている子もいるからレギュラーは難しいかも?」と言うと
「やる前から諦めない!!」と言われてしまいました。
生徒会も立候補するそうです。
何事もチャレンジ精神の塊。
これもメンタル面の成長を主軸にしてきたからだと思います。
このように子どもを信頼して励ませば、自然と勉強するようになると思います。
最近夫は、塾にお金を掛けるよりも、メンタルを強化することにお金を掛けた方が良いのではないか??と言い。
コーチングを受けさせようかな?と思っています。
メンターの方がいれば、メンタル面でのサポートも心強いですし。
目の前の成績を取るために塾にお金を掛けるのか?それとも長期的な投資として心の成長にお金を掛けるのか?
学生時代の成績よりも、打たれ強い心を育む方が、賢明な選択なのかな?と考えています。
心の安定こそ生きる上で必要だと思うので。
学校の成績は「人と比べる為のモノではないんだよ。自分の成長を確かめる為にあるんだよ。絶対に人と比較してはいけないよ。」ということも伝えています。
人との競争くらい不毛な戦いは無いですから。
人との比較、優劣で子どもを見ないこと。
ただありのままのあなたが大好きだと、心から思うこと。
それが大切だと思います。
あくまで我が家の方法です。
参考までに書いてみました。