占いにまつわる思い出
今読んでいる本が、
占い師さんとお客さんのストーリーで
読みながら占いをしてもらった時のことをふと思い出した。
ある占い師さんと
様々なお客さんとが織り成す、
ほっこり
どこかほのぼの心に灯が灯って暖まるようなストーリー。
私は占いにどっぷりハマってるとか、
全幅の信頼を置いてるってわけではないけれど
実際にお店で占ってもらったことが2回ある。
1回目は、社会人になって数年の頃。
当時気になっている人がいて、どう思われているのかなーと悩んでいた。
仕事帰り、カウンターで占ってもらうと
「その彼とは相性良いですが、
この星の2歳年上の方ともご縁がありますね」
結局、気になっていた彼には気持ちを伝えたけれど、
自然消滅…のような感じで終わってしまった。
でも、その後ありがたいことにとても良いご縁に恵まれた。
2回目は、結婚して間もない頃。
中華街の一画にある占い館に、夫婦で入った。
その時は特段何かに悩んでいたわけではなくて、なんとなく2人とも興味があってふらりと立ち寄った。
そのお店は手相占いで、折角だからと相性・性格やら、仕事運などを見ていただいた。
確か1人20分くらいで、3000円だったかなあ。
その時1番びっくりしたのは、かなり深く思い悩んでいた時期を見事に言い当てられたこと。
「あなたは、おそらく20歳前後の頃、自分自身にかなり葛藤があって、深く悩まれて苦しい時期があったかと思います」
すごい!
生年月日は伝えたけれど、占い師さんどうしてそんなにはっきり分かったんだろう。
確かに学生時代のその頃は、
「周りの他の女の子に比べて、
自分はどうも男っぽい所が多くて、それはおかしいんじゃないか」とか
一時期
「人と話すのが怖くて苦手だな、どうしたら良いんだろう」とか
友達に「恋愛に対してわりと淡白だよね」と言われたことを必要以上に気にして「そんな自分はおかしいのではないか
恋愛に憧れはあるけど、このままずっと経験できなかったら嫌だな。
でも、いざとなったら自分は趣味に生きればいいか」とか
かなり自分の中でドロドロと黒い気持ちが渦巻きながら
日々葛藤していたなあと思う。
あとは「旦那さんのことをとても深く信頼していますね」とか
(夫に向かって)「あなたは奥さんのサッパリした所にとても救われていて、相性が良いです」と言ってくれて、お互いに何だか嬉しくなった記憶がある。
(まあそうそうあまりにも悪いことは言わないのだろうけど)
占いはきっと、あくまでこんな傾向があるよ〜と予想してくれるようなもの。
決して「絶対にその通りになる!」というものではないんじゃないかな。
当たることもあるし、時には外れることもある。
大事なのは、もしも外れて恋愛だったり仕事だったりが上手くいかなかったとき。決して占いのせいになんてしないこと。
占いとか周りのみんなとか。
何か物事が上手くいかない時に、すぐに周りのせいだ!なんて思わないこと。
それはお門違いで、まずは「自分に何か思い当たる節や原因がなかったか」反省する。
そのうえで、「では今後どう行動していこうか」改めて見つめ直して考えてみる。
占いはあくまで、判断材料の1つではあるけれど、それ一辺倒にならないように。
どんな時も、最後に「どうしたいか」決めるのは自分自身だと思う。
自分次第で、きっとこれからの未来は切り開いていける。
だから、「1つのアドバイスとして参考にしよう」くらいの気持ちで話を聴くと良いのかもしれない。