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最近好きな女性ギタリスト

いつもオンラインセッションでお世話になっている方が紹介されていた、女性ギタリストが好きだ。

Emily Remler(エミリーレムラー)という、1980年代に活躍された女性ジャズギタリスト。1990年にわずか32歳で亡くなられたそうで、びっくり。
生ライブを是非聴いてみたかったな。
まだそんなにたくさん聴いたわけではないけれど、おぉ〜!とグッとくる2曲を。

「Hot House」

まず丸いトーンが素敵でハッと息を飲む。
こんなハイスピードな曲をサラッと弾かれていてかっこいいし、憧れる。
どうしたらこんなに巧みなメロディーが生まれるんだろう。
アウトスケールもブルーノートも気持ち良い〜!

「Blues For Herb」

すブルージーなメロディーにたまらなく惹かれます。
ギターにとっても合いますね。
ギターを弾いていると、ついブルーノートはチョーキングやリズムで遊んだりで、タメをきかせたくなる。

中間のオクターブ奏法がバッチリ歌っているところも、これまたかっこいい。
こんな風に自由自在に弾けたら開放感たっぷりだろうなあ。

今までロックとかファンクとか縦ノリ系の曲を聴くことが多かったけど、「ジャスも良いなあ」と思うギタリストです。

とっつきにくさが少しずつ、薄れていっている気がする。



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「ギタリスト」と聞くと、特にエレキは男性を思い浮かべる方が多いかと思う。
女性のエレキギタリストは特に少数で、寂しいなあという印象。

実際にリアルセッションの講座に行っていた時もそうです。
エレキギターは圧倒的に男性が多い。

女性でギターの方は、(オンライン含めて)お会いしたのは2名くらいでマイノリティーだなあといつも思う。

まあたとえ少なくても、大好きな楽器をこれからも自分のペースでのびのびと続けていけたらそれで良いかな。


それに対して、女性で鍵盤や管楽器の方は圧倒的に多い。
なんでかなー?と思って、ちょっと調べてみたら「女性はエレガントなもの、華やかなものに憧れる方が多い」とかなんとか。

うーん確かにそういうことが多いのかな。
エレガントな雰囲気ももちろん素敵だなあと思うのだけれど、どうもカッコ良さに強く惹かれる性分のようです。

私の勝手な偏見かもしれないけれど、子供の頃の習い事で(女の子なら特に)ピアノを習ったことのある方は多いんじゃないだろうか。

と、そんな風に書いておきながら、自分はちゃんと習ったことが1度もないのですが・・・。


子供の頃の習い事に関して、うちは自由な感じで「ピアノを習いに行こうか」と言われた記憶もない。
水泳にちょっと通ったり、塾に行ったりしたくらいだったかな。


社会人になってから、スピッツに憧れて「弾き語りをやってみたい」と強く思って数年ギター教室に通った。

習い始めて最初の頃、特に母はあまり好ましく思っていなかったけれど、今は応援というか見守ってくれている。

「自分でお金を出すのだし、自分からやりたいと思ったことだから」とちょっと反発したっけ。



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長い目で見ると、結果的にはあの時ギターを始めたからこそ今の自分があるなあとしみじみ思う。
最初はクラシックギターとアコギ。そして2年程前からエレキへ。

ギターを始めたからこそ、出会えた先生とみんなと、家族と。
自然に続いてゆくご縁がありがたい。


「いつか〜をやろう」「そのうち〜をやろう」というと、きっとずっと始められない。
少しでも心のどこかで、「やってみたい」と思った時がきっとその人にとって始める時なんじゃないかな。

あんまり「もう〜歳なのに、今から始めたって遅い」とか思わなくて良いのでは。

いくつになっても「やってみたい」と好奇心がムクムクと湧き上がってきて、ワクワクするのは素敵なことだと思います。
そんな気持ちはこれからも忘れないでいたい。

そして、もしも環境が変わったとしても、どんな形であれ一生音楽は続けていきたいなあと心から思う。

たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。