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エッセイ百式観音に挑戦してます【重大発表】


はじめまして!

もしくは、いつも山門文治をお読みいただきありがとうございます!

今回、タイトルに「重大発表」だなんて銘打ったのは、ある宣言がしたかったからです。
それは、ぼくの今後の方針にかかわる部分のとてもとても重要な内容です。

もうすでにご存知の方もいるかもしれませんが、今ぼくはいくつもエッセイを投稿しています。
その数、13個です。
なんで、こんなことをしようと思ったのか。
今後、ぼくがこの先生きてくためにやむを得えずです。

少しだけで経緯を整理してお話します。
話は去年の話に遡ります。

ぼくのことを知らない人のために説明しておくと、ぼくは去年までまったくの無名のフリーランスでした。
特に、名前が知られることのないなんでもない、フリーランスとして、塾講師をしたり、ライターをしたり、ココナラで仕事を受注したりしながら、仕事をしていました。
でも、去年の12月、ひどい鬱がぼくを襲ってまったく何もできなくなってしまいました。布団から起き上がることができず、目が覚めてるときはずっと泣いて、それ以外は寝たきりをするような生活でした。飯もろくに食べれず、本気で死ぬことも考えました。

スマホの返信もろくすっぽできずに、仕事先からの連絡をすべて無視したら、戻ろうとした頃にはぼくの仕事はほとんどありませんでした。プラチナだったココナラの評価もガクッと下がって、せっかく掴んだライターの仕事にもお断りされました。こうして、フリーランスとして積み上げたキャリアを台無しにしていったのです。加えて、クレカの決済が滞り始めました。ロッククライミングで、掴んだ岩が脆く崩れるような絶望感でした。

会社のことは恨んではいませんし、ぼくの責任なのも分かっていますが、これが業務委託の雇用契約の無慈悲な部分だと思いました。

去年の12月は、文字通りすべてを失った時期だったのです。
加えて、その時期は親友だと思っていた人との別れがありました。ぼくは、人生で最大の絶望を味わった気分でした。
だから、焦ってnoteに全力投球しました。
このnoteに、顔も住んでる場所も、経歴もなにもかも曝け出しました。

noterの山門文治の誕生です。

noteには、こういう人が珍しいからでしょうか。
フォロワーが1ヶ月で1000人くらい増えました。
そして、(ほかの人と違って、相互フォローじゃないのに)みたいな理由から、注目されました。フォロワーを増やす方法をハックして、今の6000人になりました。

山門文治が今年の正月にnoteで宣言したのは、プロnoterになることでした。
noteだけで食べていける人間になることです。

さて、今10月になりました。つまり、10ヶ月経って年の瀬が近づいてきました。
今、ぼくはnoteだけで食ってるかというとそんなことはありません。
なんなら、バイトしてます。

noteだけで食ってくためには、足りないものはなんだろうと徹底的に考えました。

答えが出ました。
実績です。
実績がありません。

フォロワーは6000人になりました。有料noteを販売しても売れました。
その有料noteは未だにクレーム一個も来てないし、返金もありません。
その購入者さまが、運営からピックアップされたり、note創作大賞の中間発表に選ばれたり、仕事につながったり、さまざまなうれしいDMもいただくこともあります。
でも、これは、noterに攻略を売る人にとっての実績であって、ぼくがやりたいことの実績にはなりません。

じゃあ、ぼくはなにをやりたいのか。
それは、ぼくの書いた文章を読んでくれた人のこころが動かされるような体験をつくることです。ぼくの文章を読んだ人が、笑ってくれたり、楽しんでくれたり、泣いてくれたり、怒ってくれたり、そういう体験をつくることです。
それは、エッセイという形なのか。小説という形なのか。いずれにせよ、言葉だけでつくる世界でそういう体験を創出することがぼくが、人生でやりたかったことです。

人生でやりたかったことのための実績がないのです。

だから、note創作大賞に本気で挑みました。
自信作を5作品ぶつけました。でも、結果はどれも落選。世の中甘くありませんね。それですっかり落ち込んでしまいました。
おれはなにをやってもダメ。そんな風にじぶんを責めるモードになってしまったのです。気づけば、もうそろそろ12月。
ぼくは、1年の中で12月に近づくと深い鬱が襲ってくるんです。それはホルモンバランスの乱れなのか、気候の問題なのか、毎年たまたまこの時期に悲しいことが重なるのか、それはわかりません。でも、深い鬱が襲ってくるはずです。ぼくの中では、これから来る鬱を警告するサイレンが鳴り止りません。
すると、じぶんを責めるモードと12月がかけ算されてしまう!とすごく焦りました。とても危険です。

その防衛本能として、この企画を始めました。
そう。ネテロ会長になるのです。

ネテロ会長と言えば、漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するイカしたおじいちゃんです。

武を極めるためネテロ会長は、ある時、山に籠もります。
毎日、1日1万回正拳突きをします。
これをただただ繰り返すという修行をしていました。
最初はそれをやるだけで疲れ果てて寝てしまう生活が続いたそうですが、雪の日も雨の日も、暑い日も来る日も来る日も1日1万回正拳突きを続けたのです。すると、だんだん修行にかかる時間が減ってきたのです。つまり、正拳突きのパンチの速度が速くなっていったのです。
そして、街へ降りてパンチを繰り出すと・・・

「音を置き去りにした」のです。
ぼくが大好きなシーンです。そんな修行を経て、獲得した念能力の名前が百式観音です。

山門文治に、たりなかった修行です。
気を整え 拝み 祈り 構えて 書く。
来る日も来る日も書いて、書いて、書きまくる。
これが、この企画「エッセイ百式観音」です。

落ち込んでいましたが、とりあえず、前に進み始めました。
そして、それがじぶんの夢に続いているという確信はまだ掴めませんが、それでも前に進み始めました。
これはぼくが生きてくために、必要なんです。

本気で、毎日正拳突きをする姿をあなたに見せなければ、いけないと思ったのです。そういう泥臭さがぼくには必要だし、そういう王道がやっぱり一番かっこいいと思ったのです。

だから、これから100本エッセイを公開します。
今は13なのであと、あと87エッセイ。
ルールは、1エッセイあたり2000字以上です。毎日更新は約束しません。やっつけ仕事のまま更新したくないからです。やっぱり、ちゃんとエッセイとして面白いと思うことを、あなたに伝えたい。

そのためには、たくさんインプットが必要です。小説だけでなく、映画、アニメ、漫画、美術、音楽、エンタメ。使えるものはなんだって吸収します。
ただ面白かった!だけで終わらせるんじゃなく、どう面白いのかしっかり言語化します。ぼくが成功するために、本気で学んでることもそこに詰め込むわけだから、noterが成功するためのヒントだってもちろん盛り込みます。そして、じぶんをもっとさらけ出します。恥ずかしい過去とかそういうのも全部さらけ出します。100本書き終えるまでには、ぼくももう脱ぐものなくなって素っ裸になってることでしょう。
本気で生きるんです。だから、断言します。
これからもっともっと読みやすくて、面白くしていきます。

はたしてこの挑戦で、ぼくは誰か、たとえば出版社さんなんかから声がかかるのか、山門文治という仕事につながるのか、文章力はどれくらい上達するのか、どれくらいビューやフォロワーは伸びるのか。
それは、挑戦の都度都度で、結果発表します。

もし、あなたがnoterさんだったら、けっこう気になる挑戦なんじゃないでしょうか。
だってnoteにこだわって、note発の成功例になったら、それはひとつのロールモデルを示すことになるだろうし、なにより勇気を与えます。
そしたら、もっとnoteが活気づくだろうし、ぼくにとってそれはワクワクする未来です。

noteからYouTuberみたいなスターがたくさん生まれてきて、もう一度この国に「読む楽しみ」という文化が戻っていったら素敵なことじゃないでしょうか。

いくらChatが生成できるって言ったって、いくら読み手が減ってるからって、それでも、やっぱり、ぼくが楽しんだ文学という体験は、絶対に消えてほしくない文化だと思います。
人間が人間のための文章を書くという、想像力を絶やしたらいけないと思うのです。

ぼくみたいな人は、世の中的にはとっても少数派だと思います。
TikTokやYouTubeみたいな動画コンテンツの方がみんな好きです。
でも、やっぱり具体的な個人が感じることを言葉にして誰かに伝えるという文化は大切だと思うのです。

そういう社会のためにも、ぼくは「エッセイ百式観音」の挑戦をがんばります。

これが、現時点でのダッシュボード公開です。
まだ、山門文治に仕事の依頼は来ていません。
人生に大きな変化はありません。
でも、これが積み上がっていったらどうなるでしょうか。
エッセイ100本書いたら、ぼくは「音を置き去りに」できるでしょうか。仕事につながるでしょうか。実績になるでしょうか。
ぜんぶ詳らかにします!定期的に公開します!

さあさあ、茨に飛び込むぜぇ。



さいごに、あなたにお願いがあります。
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いただいたコメントはひとつひとつ丁寧に読んでいます。
返事が遅くなっちゃうけど気軽に待っててください。
あなたの言葉がぼくの励みになります。

今後のためにもあなたがどんな人物で、どんな感想を抱くのかということは知っておきたい。
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