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梅田は新宿?心斎橋は渋谷?大阪を東京で当てはめてみた【エッセイ】

ぼくは、東京出身なのだが大学は京都の大学に進学している。
というわけで、関東はもともと住んでいたし、関西にもそれなりに詳しくなった。
そんなふたつの故郷をもつぼくが、関西のありとあらゆる地域を東京に当てはめようという企画だ。

たとえば、梅田は新宿だし心斎橋は渋谷である。
これに関してはほとんど異論はないんじゃないだろうか。

こんな感じで、関西の地名を東京の地名に当てはめるとここだ!みたいな内容を書こうと思う。
あらかじめお断りしておくと、これは独断と偏見でぼくが勝手にやっていることなので、必ずしも正しいというわけではない。
でも、東京から関西に旅行または、転勤や移住で下阪することになった人にとっては、それなりに有益な情報なんじゃないだろうかという気もする。

そして、これらはぼくが降りて散歩したことある街に限定されている。そのため、なんか中途半端なエリアが羅列されてる印象を与えてしまうかもしれないが、ぼくが実際に散歩した街以外を取り上げるのはフェアじゃない気がする(何に対してだよw)

コメント欄で、わたしはこう思うみたいのがあればぜひぜひどしどし教えてコメント欄を盛り上げていただきたい。
それではさっそく・・・




梅田・なんば・天王寺

大阪で新宿・渋谷・池袋にあたる地域は、
それぞれ、梅田・なんば(心斎橋)・天王寺である。

それぞれ御堂筋線の主要駅であるが、これら3つの駅は全部ぴったりと言えないまでも、まぁまぁ対応しているように思う。
これに関しては、ほとんど疑問の余地もなく、そうかもねぇという気分になるんじゃなかろうか。

めちゃめちゃ余談だけど、
ぼくは御堂筋線と並走できる国道423を車で走るのが、なによりも楽しかった思い出だ。
大阪の新大阪から江坂にかけての国道423は、淀川を越える感じがたまらない。

江坂・緑地公園

服部緑地公園

大阪で住むならどこがいいと思う?と聞かれて真っ先に思い浮かぶのが、このあたりだ。
じっさいに、ぼくも緑地公園駅には住んでたこともあるが、今まで住んだエリアで一番よかったと断言できる。
緑地公園駅前のスターバックスに入り浸っていたこともある。
俳優の窪塚洋介もこの近くのマンションに住んでいると噂があるが、服部緑地公園エリアはめちゃめちゃいいエリアである。梅田まで14分、心斎橋まで21分で1本でいける。それでいながら、住みやすい。

ここを東京で例えるなら、江坂が自由が丘で、緑地公園は等々力だろう。
街のおしゃれな雰囲気と若者に人気のエリアとして江坂があり、そのとなりの駅に自然(等々力渓谷)もある緑地公園という対応関係である。

ちなみに、江坂にある「まんぷく」という焼肉屋は、グルメでおなじみのガーシーイチオシの焼肉屋だ。美味くて安い。


豊中・吹田

箕面・豊中・吹田・池田といえば、北摂の閑静なエリアである。
ぼくは、どういうわけかこういうエリアばっかり好んで降りて散歩していたので、これらの街に詳しくなってしまった。

さて、豊中は三鷹吹田は武蔵野である。 

ちなみに、豊中の曽根近くにある。
itanClip というイタリアンは、おすすめだ。生ハムの食べ放題500円なんかをやっていたりして、それ以外にもパスタも美味しくてなかなか。隠れ家的な雰囲気もよい。


芦屋・西宮

関西学院大学名物 KFC丼

厳密にいえば、このふたつは大阪ではなく兵庫にあるのだが、まぁいいだろう。
このふたつのエリアも住むなら、ずば抜けておすすめのエリアである。特に西宮北口は、住みたい街ランキングでナンバーワンになるほどで、ガーデンズを有する利便性。頼もしい市長がこれから何かを変えてくれそうな気配の芦屋。

さて、両市を東京であてはめると、これまた東京都ではなく神奈川県で恐縮だが、あざみ野と青葉台だと思う。
西宮北口のほうが青葉台で、あざみ野が芦屋だ。
どちらも閑静な住宅街のイメージを崩さず、都心部へのアクセスがしやすい好立地。

ところで、芦屋の六麓荘へ行ったことはあるだろうか。
ここは観光地として抜群に面白い。
よなよなドライブして、六麓荘近辺をのっそり徐行するだけで、面白い。ディズニーランドを歩くようなジャンルの楽しさである。
ひょっとすると、今の生活を続けるよりもこのエリアのゴミでも漁ってる方が、あるいは、このエリアを歩く老人の荷物でも持ってあげる方が、よっぽど金持ちになる可能性があるのではないだろうか、てな妄想が膨らむ。
渋谷の松濤や田園調布なども歩いたが、六麓荘エリアは別次元。別格なのだ。
ぜひ、非日常体験がしたい人は歩いていただきたい。

茨木・高槻

彩都なないろ公園

京都と大阪の間にある、茨木と高槻。
ここは、立川と国分寺だと思う。
なんとなく、京都線はぼくの中で中央線というイメージなのだ。
だから、茨木が立川で、国分寺が高槻だ。
ちょうど、立川にでかい公園(昭和記念公園)があるが茨木にも同様にでかい公園(万博記念公園)がある。

これまた余談だが、茨木市の奥地にある彩都は、どこからの利便性も悪いが個人的にはめちゃめちゃ住みたい街である。
なんといっても、夜の12時まで営業しているラ・ムーがある。
ラ・ムーのモツ鍋は安くてうますぎるので、ぜひご賞味あれ。

ちなみに、南茨木駅から近くにあるかき氷屋さんは必見だ。「氷とお芋の専門店 らんらん」というお店で、芋がうもいと舌鼓をうってしまう。大学芋のかき氷版みたいな感じで、死ぬほど美味い。

河原町・烏丸

同志社大学寒梅館

続いて京都からの選出だ。
じつはぼくは5年ほど京都に住んでいた時期もあるので、京都を東京の街に当てはめるみたいな妄想も楽しんでいたことがあるが、それはまたいつか紹介したいと思ってる。

河原町は浅草で、烏丸は蔵前だ。
これは、歩いてみたときの既視感がえぐいくらいあるので、両地域を知ってる人なら全員、納得いただけるんじゃないだろうか。
特に、新京極を歩いていると浅草を思い出して仕方がない。前に酔っ払って浅草をフラフラしていたら、ここにファミマがあるはずと歩いていったらなぜかなく、ああここ東京だったと思った記憶があるが、それくらい両者はくりそつだ。
したがって、河原町は浅草で、烏丸は蔵前である。

天神橋筋六丁目・都島

天満のアーケード街

天神橋筋六丁目と都島は、荻窪と高円寺だと思う。
天神橋筋六丁目が荻窪で都島は高円寺だ。

ちなみに、天神橋筋六丁目の商店街をぐぐーーっとまっすぐ歩いて南森町のあたりまで行くとある満両という焼肉屋は死ぬほど美味くて値段もリーズナブルという神名店なので、ぜひチェックしていただきたい。
この長い商店街を歩くのは、ほんとうに楽しいのでぜひ大阪に立ち寄ったら散歩してみてほしい。

岸和田・堺

堺の工場夜景

岸和田は八王子堺は川﨑だ。
ぼくの知り合いで、堺出身のどぎつい関西弁の友人がいるが、川﨑に住んでいるのでなんとも因果なもんだなと思ったことがある。

なんとなく、街のイメージ的にそんな対応関係があるきが気がする。

寝屋川・香里園

寝屋川は町田香里園は玉川学園だ。
なんとなく、利便性は高いんだけど治安が悪いイメージのある街というわけで、歩いたイメージ的にこのふたつは、個人的にしっくり来ている。

香里園には、同志社香里もあるしな。

ちなみに、香里園にある「上を向いて」という名前のうどん屋は、香川来たんかと思うくらい美味い。
そういや、香里園の商店街にはTKOの木下さんのお兄さんが経営している焼肉屋があるらしい。そこも美味いらしいのでぜひ。


宝塚

この問題を考えるにあたって、一番難しいのが宝塚だった。
しかし、ぼくの中ではわりとしっくりくる結論が導き出せた気がする。
宝塚は吉祥寺だ。
吉祥寺といえば、東京の住みたい街ランキング1位のトカイナカであるが、憧れの街としてモニュメント的に君臨してる。
そのポジションとしては、西宮北口が俎上しそうだが、やっぱり宝塚ではないかと思う。

千里中央

千里中央
多摩センター

いわゆる、せんちゅう。
御堂筋線の終着地点(今は、北大阪急行の延伸により違うらしいが)としてどで〜んと構えているのがこのエリアだ。
千里は、日本で最初のニュータウンということもあり、さまざまなニュータウンに影響を与えている。
だから、東京の多摩センターを降りると千里中央と既視感を覚えるのは当然だ。
実際に、駅の構造や街つくりなんかは、デジャヴが炸裂するほどに千里中央と多摩センターは似ている。
なんとなく、オフィス街の機能もある点なんかも似てるよな。大企業のオフィスのいくつかが、千里中央と多摩センターにはある。
※上記の画像参照

大山崎

大山崎山荘美術館

大阪と京都府境あたりに位置するここは、、大山崎山荘美術館という、小洒落た山荘美術館がある。
この美術館だけでも足を運ぶ価値はあると思うが、この駅を降りた既視感は、高尾山を擁する高尾駅だ。
なんとなく、こう大山崎の雰囲気と高尾の雰囲気は似てる気がする。
ぼくの中では、京都線イコール中央線なので、そのニュアンスも詰め込んでいる。
てなわけで、大山崎は高尾である。

六甲アイランド

摩耶山

住んでる人には恐縮なのだが、ここには高度経済成長の夢と狂気が詰め込まれている。
なんと、ここは人工島なのだ。
神戸の人にとってはあたりまえになっているかもしれないが、関東民のぼくにとっては、深夜の六甲アイランドはちょっとした肝試しよりもよっぽどおっかなかった。
なんというか、道路や区画が整理されすぎているのだ。
このいかにも人工的な街ですって感じがどうにも不気味さを演出していて、なかなか本能的に受け入れられなかった。

そんわけで六甲アイランドは、有明だ。

そして、六甲アイランドに深夜に訪れたとき、
遠くからベビーカーを引きずる御婦人が散歩をしていた。
いやいや深夜だぜと思って、びびっているとベビーカーを押す婦人は近づいてくる。みると、その中には人形の赤ちゃんが・・・

あれはなんだったんだ・・・?と今から考えても不気味な体験である。
人生一のホラー体験をした街でもある。

須磨

須磨は、江の島だ。
これに関しては、ぜったい反論が出ないと思う。
じゃあ、小田原はどこだろう。と考えてしまうぼくがいる。
なんとなく、小田原と江の島はついになっている街なのだ。
海水浴場のイメージから須磨は絶対、江の島だ。

西中島南方

ここは、東京でいうとどこだろう。
正直、ちょっとわからない。
まぁ西日暮里とか品川とかそういう雰囲気だ。
ただ、この駅には人類みな麺類という死ぬほど美味しいラーメン屋があるので、なんとしても紹介したい。
ぼくが人生で最も食らったラーメン屋だ。
深夜に京都から、
「おい、みやじ今からじんみな行こうぜ」と言ってレンタカーを借りて、深夜の国道1号をぶっ飛ばしたのは、学生時代の最高にいい思い出だ。

【合わせて読みたい】

ちなみに、Creepy Nutsの『bad orangez』という曲があるが、この曲にも西中島南方の名前は登場する。
皆、味方と韻を踏んでるのが、あたたかい。

宇治

京都から電車で30分ほど降るとここに着く。
ここには、10円玉の裏面の平等院鳳凰堂があったり、源氏物語ミュージアムなどがある。
宇治茶でも有名なこの地域は、見所盛りだくさんの名スポットだ。

さて、宇治は鎌倉だと思う。
鎌倉には大仏があるのだから、宇治より奈良のが相応しい気がするが、後述することになるが、奈良には別のしっくりする場所があるのだ。

独特な佇まいと雰囲気を醸し出す、この観光地はやっぱり宇治だと思う。

ちなみに、宇治の表参道のスターバックスは一度訪れていただきたい。
そして、和夢茶Cafeというカフェでたんたん麺をおすすめしたい。
ちょうどいい感じのたんたん麺で、まず間違いない味が堪能できる。




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