8月29日(2004年) 王者交代を象徴する試合だった
この試合は記憶に留めている人が多いだろう。
2004年8月29日(日)、浦和レッズは埼玉スタジアムにジュビロ磐田を迎えて、J1リーグ2ndステージ第3節を行い、3-2で勝利した。
全体にレッズが主導権を握り、2-1で迎えた79分、磐田の福西崇史が2回目の警告で退場処分に。これで勝負あったと思われたが、81分に追い付かれるもったいない展開だった。
しかし、アディショナルタイム4分を3分半過ぎたころ、長谷部誠がハーフウェイライン付近からドリブルを開始。エリア内で相手DFとGKをかわし、後ろへ倒れ込みながら、左足のアウトでゴールへ蹴り込んだ。
Vゴールのような時間帯のゴールに、埼スタの43,746人が沸いた。
同時にこの日の入場者は、時代の転換点の目撃者となった。
両チームのリーグ戦での勝敗は、この年の1stステージまでレッズの通算7勝16敗だが、2ndステージ以降は16勝5分け8敗と、逆転しているのだ。
レッズはこの2ndステージを12勝1分け2敗で優勝するが、前々年に両ステージを制覇して完全優勝した磐田は13位に終わった。
さて、みなさんは2004年8月29日、何をして何を感じていましたか?
【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?