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8月8日(1998年) 岡野が途中出場でハット! ステージ最終節を大差で締める

 1998年8月8日(土)、浦和レッズは神戸ユニバー記念競技場に乗り込んで、ヴィッセル神戸とJリーグ1stステージ第17節を行い、5-1で勝利した。岡野雅行が33分に交代出場して、ハットトリックを決めるという快挙を披露した。

 この年は、開幕連勝の好スタートを切ったが、ジュビロ磐田(優勝)、清水エスパルス(2位)、名古屋グランパスエイト(3位)、横浜マリノス(4位)ら上位チームには勝てず、10勝6敗でこのステージ最終節を迎えた。
 レッズは先発の大柴健二が負傷し、代わって33分に岡野雅行が出場。この岡野が大活躍した。開始3分に西野努が先制し、リードはしていたが、神戸の反撃に押し込まれる展開が続いていた。しかし投入された岡野が相手の最終ラインにしつこくプレスをかけ続け、レッズがペースを取り戻した。そしてピッチに入った6分後に岡野が追加点を挙げると、42分に福永泰、終了間際に岡野が再びゴールし、前半を4-0で折り返した。
 この大差にも緩まないのが岡野。後半の62分にも豪快な一発を決めてハットトリックを達成。75分に神戸のキム・ドフンに1点を返され完封勝ちはならなかったが、5-1の大勝でステージ最終節を締めた。

 この最終節では多くの試合で大量点が生まれ、9試合の総得点は50点。ハットトリックを達成した選手が他に4人もいた。森島寛晃(C大阪)、ドロブニャク(G大阪)、黒崎比差支(京都)、加藤望(柏)だが、前半からとは言え途中出場で3点取ったのは岡野だけだった。

 1stステージは7位に終わったが、5-1はステージ最多得点差の勝利だった。ちなみに2ndステージはこの2週間後に始まったが、レッズは開幕6連勝という好調ぶりだった。この神戸戦が良い弾みになったのかもしれない。
 さて、みなさんは1998年8月8日、何をして何を感じていましたか?

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