さいしんコラム1168~ACL優勝後の日程/「終わってから言っても無駄」ではなく、終わって気付くこともある
日程やレギュレーションを決めるときにはもちろん公平を期したものが提案されるのだろうが、事務局からは妥当に見えても、直接の当事者でなければ不利益や不合理を感じないということもある。だから当事者である各クラブの運営委員なり実行委員が、決定する前にしっかり検証しないといけない。想像力をしっかり働かせて。
特にACL決勝に進むチームへの配慮はレッズが主張しないといけないのではないか。一番身に染みているのだから。
もう「ACL決勝に出たチームの次の公式戦は最短でも7日後とする」と取り決めてもいいんじゃないかと思うが、どうなんだろう。
いまだに悔しくてたまらないのは、日程の話ではなく2015~2016年チャンピオンシップのレギュレーションだ。
「J2のJ1昇格プレーオフで、90分で同点の場合は順位が上のチームの勝ち、という年間勝ち点の多寡を重視する制度がすでにあり、それが妥当だと思われているのだから、それをチャンピオンシップでも採用したらどうか」と誰か主張する人はいなかったのか。
タイムマシンがあったら戻って変えたい歴史の2つ目だ(1つ目は2008年5月17日)。
トップ写真は5月6日のメーンアッパースタンドです。