清尾淳のレッズ話#316 ナビスコ杯は、いいや。その代わり/決意を示したゴール
Jリーグカップは2002年から2004年まで3年連続決勝進出した大会で、2003年には初優勝を果たした。レッズとしてクラブ史上初めて優勝という栄冠を獲得した大会として思い入れが強い。2005年には準決勝でジェフに敗れ、2006年はさっき言ったように準々決勝で川崎に負けているので、3年ぶりの決勝進出を果たしたいところだったが、残念な結果だった。
「ACL、勝ってるから」
グループステージを突破した喜びは、Jリーグカップ敗退の悔しさを薄めるほど大きなものだった。
あるいは、覆い隠した、ということかもしれないが。
その分、ACLとJリーグではより勝たなくてはならない。この時期はまずJリーグ。
そういう意味では、ライバルであり首位のG大阪をアウェイで下した第20節は、その決意を高らかにアピールするかのような勝利だった。
この時点では。
僕の「THE MEMORIAL GOAL of NAGAI」の筆頭かもしれない。