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9月18日(2005年) 相手FWがハット、でも試合には勝った

 2005年はJ1が通年制リーグになった年。レッズは前年、2ndステージで優勝するもチャンピオンシップでは1勝1敗の後PK戦で敗れ、リーグ王者を逃していた。年間通算勝ち点では最多だっただけに悔しさが増した。
 このシーズンこそ優勝を、という意気込みは強かったが、ほぼ上位にはいても、なかなか首位の座が奪えなかった。第23節を終えて、首位と勝ち点10差の4位にレッズは位置していた。

 2005年9月18日(日)、浦和レッズは広島ビッグアーチに乗り込んで、サンフレッチェ広島とJ1リーグ第24節を行い、4-3で勝利した。

 文字どおりの点の取り合い、シーソーゲームだった。32分に田中達也のクロスから永井雄一郎が先制点を挙げる。43分に追いつかれたが、直後にロブソン・ポンテが勝ち越し、前半を2-1で折り返した。ポンテはレッズ加入6試合目で4得点目というハイペースだった。

先制点を挙げた永井

 後半に入り、49分にまた追いつかれるが6、2分に永井のクロスを相手がオウンゴール。ラッキーな形で3点目が入った。そして70分、CKからDFネネがシーズン初ゴールを挙げて、この試合初めてリードを2点に広げる。
 72分に広島に3点目を奪われたが、その後は落ち着いた試合運びで1点差を守り、勝ちを収めた。

 レッズはこの勝利で首位に勝ち点7差となった。リーグ戦の残りは10試合。徐々にではあるが順位を上げていった。
 
 ところで広島の3得点は全て佐藤寿人。彼のJ1生涯ゴール161点にだいぶ貢献したわけだ。

左・広島、右・レッズの得点者

 さて、みなさんは2005年9月18日、何をして何を感じていましたか?

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