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1月16日(2013年) この4人が一度にいなくなる!
2013年1月16日。浦和レッズは、レッズレディースの庭田亜樹子、矢野恭子、土橋優貴、柳田美幸が現役を引退すると発表した。翌2月の3日に浦和駒場スタジアムで行われた「レッズフェスタ2013」で、ファン・サポーターに対してそれぞれが直接、引退の挨拶をした。
浦和レッズレディースが誕生したのは2005年。
庭田は2007年にスペランツァFC高槻(現スペランツァFC大阪高槻)から移籍してきたボランチ。
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矢野は神奈川大学を卒業して2007年に加入したセンターバック。2011年にFIFA女子ワールドカップで優勝したメンバーでもあった。
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土橋は大原学園JaSRA女子サッカークラブ(現AC長野パルセイロ・レディース)から2007年に移籍してきた右サイドバック。
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柳田はTASAKIペルーレFCから2006年に移籍してきた攻撃的MF。その後、コーチを経て現在は三菱重工浦和レッズレディースのスタッフとして活動している。
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4人とも、レッズレディースがまだ優勝争いに加われなかった時期に加入し、その後2009年になでしこリーグ初優勝を果たした際に、主軸として活躍した選手で、敬意を表して最後のお別れの場を設けたのは、クラブとして当然のことだった。
だが僕は、彼女たちのおそらく最後になる写真を撮りながら、この4人が一度にいなくなって、大丈夫かレッズレディース、と思っていたことも事実だ。
うーん、正鵠を射ていないかもしれないが、昨季の浦和レッズで言うと、岩尾憲、ショルツ、酒井宏樹、小泉佳穂が一度に抜けたらどうなるかを想像してもらえば、それに近いのではないか。
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