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清尾淳のレッズ話#315 初黒星も、その後10戦無敗/重要な役割を果たした

 このMDP300号記念ステッカー、思わぬところで使い道があった。
 選手のロッカールームにもMDPは置かれている。この5月3日の千葉戦では、中にステッカーが挟まれたまま数十冊があったが、選手にとってステッカーは邪魔なので、全部マネージャーが抜いておいた。
 ステッカー数十枚はそのまま荷物に仕舞われ、5月9日のACLグループステージ第5戦、アウェイのペルシクケディリ戦に"帯同"したのだ。
 じゃあ、相手にあげる交流の品にした? No!
 
 この年のアウェイ戦のうち、最も環境が厳しかった=平たく言うと衛生上の不安があったのが、このインドネシアだった。不衛生というのではないが、日本と環境が違いすぎるので選手が体調不良になったりすることが危惧された。
 試合前にマネージャ―が気にしたのは試合中に給水するペットボトル。規定により、ボトルのラベルは全部剥がしておかなければならない。そうすると両チームが用意した水の区別がつきにくい。ケディリの選手が口をつけたボトルからレッズの選手が給水する可能性をなくすために、何か目印をつけておけばいいのではないか。

 そのときマネージャ―の頭に浮かんだのが、なぜか持ってきてしまった、MDPステッカーだ。
 ステッカーには企業の名称などがないことを関係者に見せて了解を取り、レッズのペットボトルに貼って目印にしたのだ。

 なんだよー。試合前に言ってくれれば、それで水飲んでるところ撮っておいたのにー。

 今回はYouTubeの本題とまったく関係のないnoteだった。


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