11月10日(2001年) J1復帰即優勝、ではなく即残留争いに勝利
2001年11月10日(土)、浦和レッズは埼玉スタジアムに柏レイソルを迎えて、J1リーグ2ndステージ第13節を行い、3-1で勝利した。前節までJ1残留が確定していなかったレッズだが、この勝利でようやく来季もJ1で戦うことが決まった。
この年オープンした埼スタでのホーム2試合目で、43,686人が来場した。。
監督、コーチングスタッフ、チームスタッフの多くと、外国籍選手全員にブラジル人を起用する、いわゆるブラジル路線を採用したシーズン。1stステージは7勝1分け7敗の7位と、パチンコファンの目を引きそうな成績だったが、2ndステージ第3節でチッタ監督が辞任。急きょピッタコーチを監督に昇格させたが、その後5連敗と低迷した。
J1に復帰して捲土重来を期したシーズンだったが、2ndステージは優勝争いどころか15位(16チーム中)まで後退。1stの「貯金」があったため、年間勝ち点で降格圏に沈むことはないにしても、前々年に降格を経験しているサポーターは比較的早くから、目標を優勝ではなく残留に切り替えていたと思う。
その甲斐もあって、勝利こそ少なかったが第9節からは1勝3分けと踏ん張り、この第13節でステージ3勝目。年間15位の横浜F・マリノスが負けたため勝ち点差7差となり、残り2試合になってやっと残留が決まった。
ファン・サポーターの期待を裏切ってしまったシーズンだが、残留という最低限の成績は残した。それもサポーターの我慢があってこその結果だったと思う。
勝利を引き寄せる3点目を決めたトゥットは、サポーターから渡されたTシャツをアンダーシャツとして着ていることを示して、共に闘っていることをアピールした。
ここから、どうしていくか。クラブの施策が注目された。
さて、みなさんは2001年11月10日、何をして何を感じていましたか?
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