清尾淳のレッズ話#312 優勝への橋頭保となる補強~レッズレディース /そんな時代だった
最近、レディースの話を書く機会が多いな。時代が違うけど。
2007年、ベレーザに三冠をさせてしまったことは残念だ。まだINAC神戸はそこまで台頭しておらず、ベレーザを止めるのはTASAKIペルーレかレッズレディース、という関係だったが、どちらも敵わなかった。そんな時代だった。
レッズレディースはまだ育成からの昇格選手はおらず、池田咲紀子が2007年9月9日になでしこリーグカップ新潟レディース戦でデビューしたぐらいだった(当時15歳)。だから移籍で補強するしかなかったのだが、プロではない当時、選手を誘う決め手はレッズのブランド力だったのではないだろうか。もちろん男子が作ったイメージだが。
それで年々力をつけて行った。そういう過渡期がこの2007年だった。
ちなみに池田咲紀子が1週間前の9月2日福岡J・アンクラス戦に出場していたら、14歳でのデビューになっていた(9月8日生まれだから)。
そして、そのアンクラス戦には相手のリザーブに、アンクラスサテライトに所属していた猶本光が入っていて、87分に出場している。猶本は1994年3月生まれなので、このとき何と13歳だったことになる。もし、この試合に行って撮影していたら、13歳の猶本が写っていたかもしれなかった(笑)。
ところで、トップ写真を見て、すぐに池田咲紀子の若いころだ、とわかりましたか。