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1月13日(2006年) 寝耳に水のうれしいニュース
正直、寝耳に水だった。
朝イチで、強化部長の中村修三さんから電話がかかってきた。リリースで知る前に直接伝えておこうと、僕に配慮してくれたのだろう。
「清尾さん、伸二戻ってくるからさぁ」
えー!
僕は選手の去就に疎い。先に知っても発表前には発信できないので積極的に取材しないのだ。だからリリースが楽しみになるという利点もある。これは驚きのうれしいニュースだった。
2006年1月13日、浦和レッズは小野伸二がオランダのフェイエノールから復帰すると発表した。
その後、1月26日に記者会見が行われた。ナマ伸二を見るのは2003年6月のさいたまシティカップと福田正博引退試合以来だった。
記者会見での伸二は、2001年7月にレッズのユニフォームを脱いだときよりだいぶ表情が豊かになり、自信にあふれているように感じた。
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レッズは約1か月前に第85回天皇杯で優勝したばかり。Jリーグを2位で終わった悔しさを天皇杯で晴らしたわけで、クラブもサポーターもこの2006年こそJリーグのシャーレを獲るぞ、という気概に満ちていた。
伸二の獲得は、間違いなくそれを実現に近づける大きな一歩だった。
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