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11月13日(1993年) 下位でのライバルに、4戦目も大敗

 今日は、面白くない話だが、仕方がない。

 1993年11月13日(土)、浦和レッズは駒場競技場に名古屋グランパスエイトを迎えて、2ndステージ第12節を行い、0-5で敗れた。

 FIFAワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選のため中断されたJリーグが11月6日に再開して3試合目だが、レッズは3連敗。2連敗で中断に入っていたので、通算5連敗となった。

 ワールドカップアジア予選で日本は敗退。いわゆる「ドーハの悲劇」で、開きかけた世界への扉がいきなり閉ざされてしまった。サッカーファンは落ち込み、サッカーファンになりかけていた人たちは「やっぱりか」とがっかりしてしまった時期だった。
 そんな中でJリーグが再開し、各クラブのサポーターは切り替えて自クラブの応援にまた力を入れ始めた。
 しかしレッズは連敗から脱出できなかった。
 再開初戦の横浜マリノス戦は2-3のVゴール負け。次の広島戦も2点を先行された前半のうちに1点を返し、後半追いすがったが力尽きるという惜敗に近かった。

 しかし、この名古屋戦は惨敗だった。
 前半のシュートはレッズが2本、名古屋が10本。そのうち4本を決められ、前半で負けがほぼ決定。後半も意地を見せられず無得点で、さらに1点を失った。

 このシーズン、リーグ戦ではこれが名古屋と4回目、最後の対戦で4敗目でもあった。4試合は0-3、1-3、1-4、0-5といずれも完敗だった。名古屋が優勝を争う強豪なら、それもわかる。
 しかし名古屋は1stステージでレッズを抑えて9位、2ndステージはレッズと勝ち数で並び得失点差で8位と、言葉を選ばなければ“Jリーグ劣等生組”の仲間だったのだ。特に2ndステージは1試合でもレッズが勝っていればレッズが8位、名古屋が10位だったのだが、1-4と0-5では、そんな「タラレバ」さえ言えない。

 さて、みなさんは1993年11月13日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。

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