8月21日(2004年) 2人がハットトリックの快挙で7得点
2004年8月21日(土)、浦和レッズは埼玉スタジアムに東京ヴェルディを迎えて、J1リーグ2ndステージ第2節を行い、7-2で勝利した。
東京ヴェルディとの因縁は7月6日の「あの日」にたっぷり書いてしまった。 なので、あらためて書くこともないし、この日のスコアより2005年7月6日の7-0の方が衝撃的なのだが、2004年当時はヴェルディ相手に7得点というのが、なかなかのインパクトだった。
試合展開は少しだけハラハラした。
11分にエメルソンが先制。14分に永井雄一郎、21分にまた永井、と早い時間に3-0とリードした。
しかし26分、ヴェルディの三浦淳宏に遠めからのFKを直接決められる。レッズは過去、早い時間に3点リードしてから逆転負けしたことが3度ある。この前年の2003年も、アウェイでC大阪に前半11分までに3点取ったが、最終的に4-6で負けた経験があった。そのことを思い出した人は多いだろう。
そして42分、ロングパス一発でヴェルディの平本一樹に抜け出され、3-2と追い上げられたときは、その嫌な展開がさらに予想された。
しかし、この日は違った。
どちらが次の1点を取るか、という注目で始まった後半。64分にGK都築龍太から自陣でボールを受け取った永井はそのまま70mをドリブル。その間に相手のアタックを3回かわし、4人目が来る前にシュート。ハットトリックを達成し、4-2とヴェルディを突き放した。
それで戦意を落としたのか、相手は反撃には来るもののボールを奪われたときの帰陣が目に見えて遅くなった。レッズはカウンターを仕掛けるたびに数的優位を作り、山瀬功治が69分、73分、83分と続けさまにゴール。レッズは永井、山瀬2人がハットトリックを決めるという快挙を達成し、ヴェルディに大勝したのだった。
レッズの得点者は得点順に下からわかりやすく表示されていた。
さて、みなさんは2004年8月21日、何をして何を感じていましたか?
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