さいしんコラム1173～30年前の7月16日に完成した／クラブハウスにも感謝
30年の間に大原サッカー競技場のクラブハウスは大きく変わった。
できなかったはずの基礎工事が可能となり、見違えるような建物が2004年1月に完成した。
そして2017年の秋には大規模な増改築が行われ、食堂、トレーニングルーム、仮眠室、リラックスルームなどが完備した。
2004年以降の4年間、毎年リーグ優勝に絡み、他のタイトルも獲得。2017年以降は、リーグ優勝からは遠ざかっているが、２年間でACL1回、天皇杯１回とタイトルは獲っている。練習環境が大きく改善されたことが、タイトル獲得に影響を与えていないはずはない。
だが、やはり決定的だったのは、専用に使えるグラウンドができたことだったと思う。
昔の大原のことを語るとき、古いクラブハウスのことがネガティブに取り上げられることが多いし、それも仕方ないとは思う。
それでも、2003年に初タイトルを獲ったことを考えれば、このクラブハウスにも感謝の気持ちを捧げたい。