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4月21日(2007年) リーグ戦ホーム連続無敗記録が25試合でストップ
2007年4月21日(土)、浦和レッズは埼玉スタジアムに川崎フロンターレを迎えて、Jリーグ第7節を行い、1-2で敗れた。2005年から続けてきたリーグ戦ホーム負けなしが、連続25試合で途切れたときだった。
始まりは2005シーズン第25節
この2年前、2005年9月24日、第25節。レッズは埼玉スタジアムで横浜F・マリノスと0-0で引き分けた。
2005年はJ1リーグが2ステージ制から通年制に移行したシーズンで、全34節での勝負はどのチームも初めて味わう長丁場だった。レッズはこの年、最終的にリーグ2位で終わったが、上位には勝てないが下位には負けないという、嫌な中間管理職みたいな存在だった。
この第25節で横浜FMに引き分けてからの10試合も6勝1分け3敗で、3敗はセレッソ大阪、ガンバ大阪、ジェフ千葉で、この年の上位だがすべてアウェイ。浦和駒場スタジアムを含めたシーズン最後のホーム5試合は無敗で終わった。
ホーム無敗のままJ初優勝
年が明けて2006年。レッズはJリーグ優勝に向けて、ひた走った。たまに譲ることはあっても、ほとんど首位に居座り、最終節で2位のG大阪を下して順当に、かつ劇的に優勝した。
22勝6分け6敗。その6敗はすべてアウェイ。ホームでの17試合は15勝2分け。ホーム無敗という、いかにもレッズらしい成績でリーグ優勝を飾ったのだった。
優勝前の緊張でそれまでは頭になかったが、ふと見ると2005年から年をまたぎ、ホームで22試合無敗を続けていた。それはJリーグ新記録だった。
26試合連続が懸かった川崎戦
当然ながら翌2007年になっても通算記録は続いて行く。
開幕から第6節まで4勝2分け。ホームゲームはすべて勝っていた。
ホーム連続無敗を25試合とし、26試合に伸ばすべく冒頭の川崎戦を迎えた。2005年に始まった川崎とのJ1対戦成績はレッズの2勝2分け。負けはなさそうに思えた。
レッズのゴールを阻んだ川島
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試合はレッズの攻勢で始まった。前半、レッズのシュート9本に対して川崎は1本。完全に主導権を握っていたが、点が取れなかった。この年から川崎に移籍したGK川島永嗣に、枠内シュートをことごとく止められたのだ。 川島は与野市出身で浦和東高校に進んだ地元の選手。浦和東高校卒業後、当時J2の大宮アルディージャに加入し、その後アテネ五輪を目指す年代別代表にも選ばれていた。2003年に、U-22日本代表がニュージーランドのU-22代表と神戸で親善試合を行ったことがあり、レッズの山瀬功治、田中達也、鈴木啓太が選ばれていたので僕も撮影に行った。そのときに川島も出場していたので、写真をあとでプレゼントした記憶がある。
対川崎初黒星と記録ストップ
川島は川崎に移籍してから実力を発揮し、この2007年は自らの価値を上げていくスタートの年だった。前半、レッズの攻撃を封じたこの試合もその一つだった。
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川崎は後半開始からギアを上げ、50分と56分にゴール。2点を先行されたレッズは必死の反撃を見せたがなかなか実らず、64分に堀之内聖がこぼれ球を身体ごとゴールに押し込むようにして1点を返した。
その後約30分間、とにかくまず追い付いてくれ、と願っていたがかなわず、1-2で終了。レッズの、すなわちJ1リーグの連続ホーム無敗記録は25で止まった。対川崎J1リーグ初黒星には、そういう悔しさも伴っていた。
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25試合連続は今もJ記録
この通算25試合連続ホーム無敗記録は、今もJリーグ記録になっていて、G大阪、川崎が更新の機会を迎えたがいずれも失敗。3チームが同じ記録を持っている。ちなみに、G大阪の記録更新を阻んだのは2007年のレッズだった。これはたぶん8月15日の「あの日」に語る試合になるだろう。川崎の記録更新を阻んだのがG大阪なら、すごい因縁になるのだが、セレッソ大阪だった。
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ホームもアウェイも負けない方がいいに決まっているが、特にホーム無敗というのはチームとサポーターが力を合わせて作っていくものであり、その最多記録をレッズが持っているというのは誇らしい。いつか26試合以上連続でホーム無敗を続けたい。2022年4月21日現在、レッズは3試合連続無敗だ。
さて、みなさんは2007年4月21日、何をして何を感じていましたか?
※この内容はYouTube「清尾淳のレッズ話」でも発信しています。映像はありませんが、“ながら聞き”には最適です。
【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。