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自叙伝

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あまりに遠回りしてきたかのように見える私が 「自分には自分しかいない、そしてわたしは大丈夫」 と、48歳で分かるまでのお話です。
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#高校3年生

【その1】最初の挫折、そしてループのはじまり

それは高校3年生、進路を決めた時が始まりだったように思う。 わたしは小さい頃から勉強も嫌いではなく、成績もそれなりに良くて、身体を動かすことも得意な「運動神経がいい」部類にいたし、いくら食べても太らなくて、それなりにモテて、挫折らしい挫折という体験をしたことがなかった気がする。 高校時代は中学時代からの憧れだった高校でソフトボールに没頭、文字通り朝から晩まで明け暮れていた。父がその高校の教師でしかもソフトボール部の監督だったのもあって、成績も落とせない。勉強も嫌いではなか