メイクの時代が変わる「まだ、可愛くなるためにメイクしてるの?」

こんにちは!
メイクアップアーティストの兵藤小百合です。

今回は「可愛くなるだけのメイクは時代遅れ」という話をしようと思います。

新型ウィルスの影響で、私たちの生活や根本的な″生きる意味“への考え方が変わってきています。
いや、正確に言うと「変化しなければいけない」状況下に立たされています。

当たり前だったことが、もう当たり前ではない。

そして、この困難を乗り越えたら元の生活が戻ってくる訳ではありません。
ウィルスと共に生きる覚悟を持ち、
そして、洗い出された「本質」と向き合っていかなければならないと感じます。

今まで気づかなかった人の本性や、
物事に対する本音は、
不要不急なことを絶っているからこそ、剥き出しになるものです。

どうやら「メイクアップ」に対しても、真剣に向き合わなければいけなくなったようです。

私はメイクアップアーティストという仕事柄、
芸能関係者や有名人、著名な方々と数多く仕事をしてきました。

そして、YouTubeをはじめSNS上で、
メイク動画を数百本は配信してきました。
(我ながらよくコツコツ続けてきたと思う…笑)

現在は総フォロワー16万人以上となり、
それはもう大きな大きな美容サークルです!

そこで、最近気づいたことがあります。

「正しいファンデーションの塗り方」とか
「綺麗になるために必ずやるべきこと」
みたいなコンテンツって、

もう需要無くなってきてるな、と。

これは極端な意見ですが、確かだと感じています。

なぜなら、
“皆んながメイクアップの本質と向き合い、自分なりの意見を見出しはじめたから“

これに尽きると思います。

例えば、
毎朝仕事に行くために早起きしてメイクしていたのに、在宅ワークになったらそんな頑張らなくて良くなりましたよね?

休日も不要不急の外出が出来ないということは、
裏を返せばその日会う人のためにメイクしなくて良いということ。

服だって髪型だって、人の目なんて気にしないでぜーーーんぶ自分の好きで良いんだ!

「あれ、他人のためじゃなくて、自分のためにメイクアップするってどういうこと?」

そう思った方は多いはずです。
メイクの本質ってきっとそこにあるんです。

何せメイクは娯楽。
やらなくたって死にやしない。
メイクしなくても幸せな人たちは、世界にたくさん居ます。

”じゃあ今、あなたがコスメを手に取ったのはなぜ?”

それは、
思い切り自分を表現するためだったり、
変化を楽しもうとしているのかもしれない。

印象をガラッとチェンジして気分を変えたり、
リフレッシュするためでも良いですよね。

メイクは正解がないんです。
“美しさ“が正義ではない。

そんなのさ、後付けです。
物事に良し悪しをつけた方が楽なんですよね。
それをすることで、ビジネスが成り立つことだってたくさんある訳で…

例えばあなたが生まれた時に、
「あなたは美人レベル2.3で、スタイルは人より惨めです。その分性格は中の上ってとこかな」

なんて、言われませんよね。笑

結局ぜーーんぶ、後付けなんです。
それ、本質じゃないと思うなぁ。

なので、メイクもただ可愛くなる為のものであったり、
憧れの誰かになろうとするだけのツールではなくて、

「本当に本当に、あなたの為のメイクアップ」

になると思います。
それが時には、あなたの大切な人の為のメイクになったり、
仕事柄お客様に対する”表情の表現”になるかもしれませんよね。

正しいメイクアップ方法を学んでからメイクをするというステップではなく、
あなたがやりたいメイクアップのために、
時には基礎知識が必要なときがやってくる。

その時に、「正しいファンデーションの塗り方」に戻ってくれば良いんじゃないかな、と思います。

だからこれから私は、
もっと皆んながワクワクしてくれる様なメイクやファッションを発信していきたいと思ってます。

長々と、少しトゲのある文章を最後まで読んでくれてありがとうございました♡
タイトルはイキってるけど、内容はマイルドだったと思います(?)笑

これからは、こんな感じの本音をnoteに書いていこうと思うので、
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シェアしていただけたら嬉しくてビスコ食べます。(謎)


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