見出し画像

”ゆで卵”で音が良くなる?!

ある日のレッスンでのことです。
高音域の音を上手く鳴らすことのできなかった生徒さんに「少し大きめのゆで卵が横に寝た状態で口の中に入っているイメージで鳴らしてみてください」とお伝えすると、それまで音が出にくかった高音域の音がきれいに鳴るようになりました。

これにはもう一つコツがあり、吹き吸いするときにゆで卵を潰さないようにすることが大切です。
また、この生徒さんの場合は高音域の音の時にお伝えしましたが、低音域の時に舌を盛り上げない鳴らし方をされる場合は、全音域で活用できるかと思います。

他にも「口の中に風船が入っている様にイメージする」などなどの表現方法もありますし、生徒さんの状況にもよるのですが、人によっては「口の中の領域を縦に広げる」という表現で効果の出る方もいらっしゃいます。

結局ゴールはどれも同じなのだとは思いますが、人によって効果の出やすい表現が違う場合もあるようです。
この表現が合っていると思われた方は是非お試しいただければと思います。

注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!